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2009年5月 1日 (金)

咲-Saki- 第4話

 大会に出て勝ち進む、言葉だけでなくそれを
実践するなら、手強い相手にもたくさん出会う
でしょう。でも咲と和、2人が一緒なら、お互い
の力を引き出し合えるのかもしれません。
それにしても冒頭の和、咲にめろめろですね。

 テレビアニメ「咲-Saki-」、第4局「翻弄
です。
 咲達清澄高校麻雀部は、10日後に迫った
麻雀大会の県予選へ出場することに。部員達は
団体戦、個人戦のルールなどに目を通す。その
中で、優希は奇妙な牌譜を見つけた。昨年の
優勝校、龍門淵学園の1年生だった天江衣
(あまえころも)のものだ。

 以前の第1話第2話辺りでは、咲が和の
事を意識しまくって顔を赤らめていました
けれど、今回は和がときめいているようですね。
それも、きらきら輝く背景の中で2人きりの
約束、みたいなちょっと妄想気味な雰囲気も
あったり。まあそれだけ、咲と交わした言葉は
彼女にとって大切なものなのでしょう。
 和はこれまでこういう気持ちになった事は
あるのでしょうか? 優希によると、和は
恋よりも麻雀一筋だったらしいです。でも
別に人付き合いが良くないわけでもないですし、
麻雀で渡り合える相手が校内にいなかった
以外は、孤立していた感じでもないですね。
 なので和にとって、咲の存在は、純粋に
そばにいたい、喜ぶ顔を見たい、そういう人
なのでは、という気がします。麻雀が強いから、
とか、この人が部員になれば全国大会に出場
できそう、みたいな打算ではなく、気持ちが
相手に惹かれているのではないかと。だから
「全国に行きたい」と望むのも、「宮永さんと
一緒に」が大前提のように思います。

 咲と約束を交わした後の和はといえば、
彼女の笑顔にどきどきしたり、自分の料理を
ほめられて照れたりと、何かもう普通の
恋する乙女になってましたね(弁当をよけいに
作ってきたのは、もちろん咲に食べてもらうため
なのでしょう)。麻雀からは全く離れた所で、
彼女達の恋愛感情が育てられていくのは良い
ように思えます。麻雀大会が終わっても2人の
絆は続くでしょうし、そのつながりの強さが、
麻雀を打つ時も技だけではない強さを2人に
呼び込むのではないでしょうか。
 もう少しすると県予選が始まるのでしょう。
物語は卓上の戦いに焦点を合わせていくの
かもしれません。けれど、咲と和のこの百合な
関係もきちんと描いていってもらえたら、と
期待したいです。

 さてそんな咲と和を、周りはどんな風に
見ているのでしょうね。久は今回、読みの
深さで先回りし、2人に麻雀で上達する
ための意欲を持たせていました。けれど
2人の間にある感情には今のところあまり
口出しはしていないみたいですね。麻雀を
打つのに支障がなければ、暖かく見守って
いこうとしているのかも。
 京太郎は、2人の仲が急に接近したのを、
すぐに気づいたみたいです。でもどうやら
単に仲良くなったとか打ち解けたぐらいに
思っているようですね。
 優希とまこは、特に何かを感じている
様子ではなさそうです。意識するとしても、
これからになる?
 この4人が女の子同士の恋愛について
どういう考え方を持っているのかはよく
わかりません。が、咲と和の仲の良さを
応援してくれるようになってもらいたい
ですね。

 優希は和の事で「私の嫁」発言してました。
まあ気があると言うよりは和を愛でて
いるのでしょうね。美人で料理もうまく、
両親は立派な職業に就いていて、しかも
本人は麻雀の腕が抜群、、、。そういう娘が
自分の知り合いだと自慢する意味が
込められているのかも。
 「嫁」という言葉に反応した京太郎は、
何だか妄想を膨らませていました。こんな
風になったのは、朝見かけた和の姿が
あまりにもまぶしかったから、でしょうか。
恋する女の子はきらきらしていたりする
ものですが、京太郎は正にそれを見たの
でしょう。和にそんな顔をさせたのは、
やはり咲なのでしょうね。

 それにしても京太郎って、咲が和に出会う
よりも前に和の事を知っていたはずですよね。
その頃は特に恋心は抱かなかったのかな?
優希がちょっとふざけて色っぽい言い回しを
した時も、京太郎は、あり得ないみたいな
反応をしていました。自分以外女の子だらけ
の麻雀部の中で、この人が自分をどういう
位置づけにいると感じているのかはちょっと
気になりました。
 優希も、何かと京太郎にちょっかいを
出しているように見えるのですが、気が
あるという意味? でもあまり深く近づいて
いこうとしない感じもありますし、周りを
にぎやかにするための振る舞いなのかも
ですね。

 後は、咲達がまこの喫茶店を手伝いに
行く場面がありました。そこで制服(?)に
着替えるのですが、その時の咲の感想が
、、、。「スカートが短い」と言ってました
けど、いつも彼女や和がはいている学校の
制服のスカートの方が短いような気が。
彼女達の場合何か基準が違うのでしょうか?
 それと、和が自分の役割に順応していた
所も面白かったですね。彼女は意外と
こういうものが好みなのかもしれません。

 まこの喫茶店で、咲と和は麻雀を打つ
事になります。そこでの2人の反応は
それぞれでした。咲は、対局者の素性を
知って納得していましたが、和はそんな
彼女を許せず強い言い方をしてしまいます。
 咲はこれまで家族で麻雀を打つのが
ほとんどで、だから強い相手に負けるのは
当然、みたいに考えていたようです。
一方和は、中学生の時に他の学校の選手達と
戦い抜き、1人で頂点までたどり着いた
経験を持っています。だから、勝つ事や
負ける事がどれだけ大きい意味を持って
いるのか、身にしみて知っているのでしょう。
そのため、勝負を簡単に片づけようとする
咲の態度が許せなかったのでは。
 相手に惚れていて、何とかして良い印象を
持ってもらいたいと考えるなら、相手の
言う事を疑わずにとことんついていったり
するものなのかもしれません。和も、
咲には素直で物わかりのいい自分を見せたい
と考えていたりするのでしょう。
 けれど和は黙ってはいられませんでした。
戦って、勝って、2人で一緒に全国大会に
出るには何が必要なのかを、彼女は咲に
言いたかったのではないかと思います。
ただ寄り添うだけではない、お互いを
励まし合い高め合っていこうとする2人の
関係は素晴らしいのではという気がします。
 2人がトップに上る事ができるかどうかは
わかりません。でもその高みを目指す中で、
彼女達の絆はより固く結ばれていくのでは
ないでしょうか。

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