咲-Saki- 第5話
実力を出し切れない場面がある事を久に指摘
された和。そこにまこが横から口を出してました
が、もし彼女の意見が本当なら、麻雀をする時の
和にとって、咲は足かせにもなってしまうかも
しれないという事? 実際はどうなのでしょうか。
テレビアニメ「咲-Saki-」、第5局「合宿」
です。
都内の進学校には行かず、清澄高校に入学した
和を、父親は快く思っていない。しかし和には、
どうしても麻雀を続けたいという意志があった。
和は決意も新たに、麻雀部の合宿場所へと赴く。
最初に本筋とは関係ない話題を少し、、、。この
作品のスタッフブログ「清澄高校麻雀部れんらく帳」
の記事で、テレビ放送について書いてあった一言が
とてもきになってしまって、、、。文章の終わりの方に
「今夜の咲-Saki-は合宿です。」とあったのですけど
「今夜の咲-Saki-は百合です。」に見えてしまったの
でした。文字構成的には近いかもしれません(「宿」
には「百」って文字も入ってますし)。が、それにしても
自分どんだけ、って感じですね、、、。
さて、今回の合宿は部長の久が本領発揮、という
雰囲気でしたね。(京太郎以外の)1年生達に的確に
指示を出して、それぞれが実力をアップできる
ようにリードしてました。
また彼女の過去の経験も語られていました。
有望な人達が風越学園に流れていく中、麻雀部を
何とか立て直そうと1人で奮闘していたみたい
ですね。まこも、入部してから今まで在籍してる
という事は、久同様「清澄の麻雀部」が気に入って
いるのでしょう。絵的にも、回想場面の2人の
初々しい表情はなかなかです。
久にとって今年は最初で最後の団体戦出場
ですし、気合いが入る所なのでしょうね。
学生議会長も務めている彼女のリーダーシップ
があれば、1年生達は迷う事なく実力を高めて
いけそうです。
それから今回は和についても、彼女を取り巻く
状況が語られていました。少なくとも父親は、
和が麻雀をする事をあまり快く思っていない
ようですね。高校で全国制覇すれば和の希望に
ついて考えてもいいとは言っていますが、
既に中学でトップになっているのにそんな風に
言うという事は、父親はあまり本気で考えて
いないのでは、なんて思ってしまいます。
でも和には、高校で一番を目指す以外に道は
ないのでしょう。
それにしても和が、あの土地での生活に
こだわっている理由って、何なのでしょうね。
中学からの友達(たぶん優希の事でしょう)の
話題も出ていましたが、それだけではない
ような。咲と出会ったのも高校に入ってから
ですし、和には、何か別の思いがあるように
見えます。その部分は作中で描かれていくの
でしょうか。
またそれを知った時、咲がどう思うかも
気になりますね。咲は自分が全国を目指す
理由を和に話していました。が、咲はまだ
和の考えを聞かされていないはず、ですよね。
内容も重要かもですけど、思いを共有できて
いなかったと知らされる方が、咲にはショック
なのでは、という気がします。その辺りが
重要なエピソードとして描かれるなら注目
したいですね。
という所で今回の百合的な場面ですが、、、
例えば、リアルな対局で実力を出し切れていない
と和が指摘される場面とかでしょうか。理由の
一つとしてまこが咲の名前を挙げたとたん、
和は真っ赤になってました。まこの言葉に
ついて、強力な打ち筋を持つ相手がそばに
いては気が気じゃないだろう、といった意味
にはとらなかったようです。
咲の事になるとすぐどきどきしちゃう和
ですが、彼女は今の状態からもっと先に
進展したいとか思っているのでしょうか。
今は一緒にいられるだけでいいと思って
いる? そこがとても気になります。
、、、こんな風にライトな描写が続いて
しまうと、演出的に、あまり2人の仲を深く
描きすぎないようにしているのかななんて
思ってしまいますね。このアニメ作品では、
麻雀(京太郎がハコをかぶる、というネタも
ありました)、部活もの、美少女、入浴シーン
(なぜかうまい具合に(?)毎回ありますよね)、
百合テイストといろいろな要素があるため、
どれか一つに傾いてしまうと他が弱くなって
しまう可能性がありそうです。見ている側に
すれば人によって注目しているポイントも
違うでしょうし、できるだけたくさんの人に
見てもらうには、それぞれの特徴をうまく
まとめる必要があるのかもしれません。
ある要素が別の要素の足を引っ張る事が
ないようにするにはかなりのバランス感覚が
必要なのかも。でも、どれもそこそこ、みたいな
状態だと、トータルの満足度も上がりづらい
でしょうし、、、加減が難しそうですね。
っていうかここ的には百合をもっと見せて
もらいたいかもです。
、、、散歩に出た咲と和。話し合っている間に
和はまた頬を赤らめてしまいます。でも咲の
くれた言葉は確実に、彼女に喜びと勇気を
与えているのではないでしょうか。
この先のエピソードとしては、咲が和に
逆にめろめろになるような場面とか見てみたい
ですね。後は、「原村さん」と「宮永さん」
ではなく名前で呼び合うようになる出来事が
起きる、とか。ともかく百合テイストをたくさん
見てみたい所です。
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