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2009年4月 2日 (木)

わたしの大切なともだち 第7話

 エビちゃんが橘ちゃんの事を思うたび、
胸によみがえってくるエピソードの中で、2人の
親密さはどんどん増して行っているような
、、、。エビちゃんは、橘ちゃんを本当は
どういう風に思っているのでしょうね。
それによっては百合度も上がってきそうです。

 Webコミック誌「WEBコミックハイ!」で、毎月
10日に更新されている、袴田めらさん作
「わたしの大切なともだち」の第7話を見てみました。
 オリエンテーションで足に大けがを負った
エビちゃんも、ようやくギブスがとれて以前の
ように学校へ通えるようになった。一緒に食事
でもしようかと友達同士で集まっていた所へ、
学校の講師がやって来る。先日皆で応募した
コンペの結果が発表されたというのだ。

 この作品は最初から読んでいたのですけれど、
百合な物語というよりは、爽やかな青春
ストーリー、という感じがしていました。
ちょっと引っ込み思案な女の子が、通い始めた
専門学校で新しい友達に出会ったり幼なじみに
再会したりしながら少しずつ成長していく、
という流れなのかな、と。

 でも今回ちょっと雰囲気が違ってきている
気もしました。一つは、友達グループの中の
寒河江(たぶん名字でしょうか)の行動、とか。
 彼女は最初、エビちゃんに対して口うるさく
当たったり何かにつけて文句を言うような
事をしていました。でも実はそれはエビちゃん
の事が気になっていて、友達になりたかった
から、わざとそういう態度をとっていたらしいの
です。
 その後、本当の気持ちを伝えられた事で、
はれて彼女はエビちゃんと友達になれました。
それからは、一緒に授業を受けたり食事をしたり、
友達らしい生活を送ってきました。
 寒河江の望みはかなえられた、と思うのです
が、でもそれだけで彼女は満たされてはいなかった
ようです。今回はさらにもう一歩踏み出そうとする
姿が見られました。それもとても必死になって、
何とか言いたい言葉を口に出そうとしている
感じで、、、。見ていてつい応援したくなって
しまったり。
 寒河江はエビちゃんと、普通の友達以上に
なりたいと思っている? それとも単にもっと
友達らしくしたかっただけ、だったりするのかな。
その辺りは次回とかに明らかになったりするの
でしょうか。

 また、橘ちゃんの方も、気になる行動を始めて
いるようです。記憶が少しずつ戻り始めている
みたいなのですが、真っ先に思い出したのが
エビちゃんとの幼い頃の日々、、、。それにその時の
約束を実現するために今エビちゃんの前に現れた
っぽいのですよね。記憶を失っていてもそんな風に
振る舞う彼女ですから、胸の奥深くではエビちゃんの
事を求めているのではないかという気がします。
(それにしても橘ちゃんの状態ってどうなって
いるのでしょうね。単なる記憶喪失とも違うような
雰囲気もありますし。「橘の希望だから」という彼女の
せりふもちょっと本人らしくない感じもします。)

 後は最後の場面で、橘ちゃんの言葉を聞いた
エビちゃんの反応が、、、。恋に揺れる乙女、
みたいにも見えますね。

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