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2009年3月12日 (木)

マリア様がみてる Webラジオ第2シリーズ第6回

 アフレコ現場では、キャストのほとんどが女性で、
男性は少ないそうです。このアニメもそうですが、
作品によってはそういう状況になる場合があるの
でしょうね。

 テレビ放送が行われている4thシーズンアニメ
マリア様がみてる」のWebラジオ第6回を聞いて
みました。
 今回のゲストは、柏木優役の檜山修之さんです。
この番組に男性キャストがゲストに来るのは、
第1シリーズを含めて初めてかな? 確かにこの
番組で男性の声が聞こえてくるのはちょっと新鮮な
感じがしますね。この後の回でも男性がゲストで
登場するかどうかは今回にかかっている、みたいに
冗談交じりで言われていましたけれど、どうなるの
でしょうね。
 というかこの番組がどれぐらい続いていって
くれるのかが気になったりします。テレビアニメの
方は大詰めに近づいてきているようですし(今回の
ラジオの中でもパーソナリティの植田佳奈さんが、
ラジオ収録と同じ日にアフレコが完了したと言って
いました)、、、。
 この後アニメ制作がどういう予定になっているか
にもよるのでしょう。4thシーズンでは原作の
最新巻まではさすがにカバーしない気もしますので、
次のシーズンを期待したいところですけれど、次は
あるのでしょうか、、、? もしあるとしても、物語を
先に進める他に、これまでアニメ化していなかった
エピソードを拾う、というやり方もありそうですよね。
何しろ10年も続いた小説なので、ストーリーは
いろいろありそうです。

 ラジオドラマでは、そのストーリーの一部が
取り上げられています。今回は「フレーム オブ
マインド」の後編ですね。「タケシマツタコ」と
書かれているのに蔦子のものではないフィルム
ケース。その持ち主が明らかになってきますが、
そこには百合っぽい心情が秘められているみたい
ですね。
 笙子が感じたときめきは、愛しい者だけを
フィルムに収め続ける事に対する歓びから来る
ものなのではないでしょうか。そして実は蔦子も、
彼女と同じ気持ちをずっと持っていたのでは、
という気がします。前回のドラマでは、蔦子が
撮影したたくさんのスールの写真について少し
描かれていました。彼女は、リリアンの中で
姉妹としてふれあうたくさんの女の子達を、
愛しさを持ってフィルムに収め続けていたの
では、と思えます。
 こういう感覚が2人の間で似通っているから、
笙子は蔦子に似ている、と周りの人達は思うの
ではないかな、と考えてしまいます。一つ違う
部分があるとすれば、愛しさの対象が1人の
女性に絞り込まれているかどうか、とか?
蔦子と笙子が姉妹になるのかどうかはわかりません
けれど、2人は単なる部活の先輩後輩だけの関係
にはならないのでしょうね。
(先輩といえば、写真部の3年生達が、下級生に
自分達の事を「お姉様方」と呼ばせているのが
ちょっと面白かったです。彼女達は1人でも多くの
生徒達からそう呼ばれたいと願っていた?)
 ところで蔦子は、笙子が写真を撮っている
事にしばらく気づかなかったようです。カメラ
関係については鋭いはずの彼女がなぜ、とも
思えますが、笙子の事を被写体として捉えて
いなかったからこうなったのかも、という
気がします。蔦子にとって、彼女が笙子と
今つながっている関係は、これまで他の誰とも
結ばなかったような間柄なのでは。そのために
相手の行動が読みづらくなり、シャッターを
押されても気づかなかった、と言えるのかも。
2人にとってのこの関係が、百合なものに
なっていったりすると良さそうですね、、、。

・「マリア様がみてる」レビューリストレビューセンター

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