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2009年3月31日 (火)

まりあ†ほりっく 第12話

 かなこもやっとしずの存在を意識し始めるように
なったのかも、と思ったのですけれど、あまり
進展はないみたいですね。かなこが天の妃で
百合な恋愛を手に入れるのはやはり難しい?

 テレビアニメ「まりあ†ほりっく」第12話、
「美少女だらけの水泳大会 ポロリもあるよ」です。
 学院への編入以来、想像もしなかった経験を
数多く積んできたかなこ。くじけそうになる事も
しばしばだったが耐えに耐えた結果、彼女の
待っていたイベントがやって来た。それは、
プール開きだった。

 今回は総集編的な雰囲気、でしょうか。これまでに
登場したキャラがたくさん出てきていますし、
エピソード的にも海産物シリーズや寮長先生の謎
などを思い出させるストーリーになっていましたね。
(それにしても「夢オチ」はやはり今ひとつのような
、、、。)
 その中心となっていたエピソードは、プール開きに
対するかなこの執着の強さ、のようです。プールに
あそこまでこだわるのには、何か理由がある?
前の学校でも同じような事をしていたりしたの
でしょうか。、、、というか、同性でもすぐそばであんな
危ない妄想をされてしまうのはちょっと嫌ですよね。
やんちゃ好き(?)の鞠也もここは冷静になって止めに
入っていたようです。

 でも夏はまだ始まったばかりですし、(天の妃の
夏休みがどういう取り方になっているのかは
わかりませんけれど)これから先も何かとかなこの
妄想は爆発してしまいそうに思えます。かなこを
24時間監視する、と決めてしまった鞠也にとっては、
けっこう頭の痛い日々が続くのかも?

 、、、といった感じで、このアニメでは、百合な
テイストはそれほど見られなかった気がします。
あの百合作品第4話)やあの百合雑誌第5話)の
モチーフも使われていましたが、ネタ的なものだった
ような(そういえば今回はピンク、ブルー、イエローが
イメージカラーの3人組変身ヒロインっぽいシルエット
が出ていましたけれど、あちらはそれほどの百合度は
なさそう?)。これ以上百合な恋愛要素を求めるのは
難しい?
 公式サイトのトップを読み込んだ時に表示される
紹介文には、かなこと鞠也の「ハイテンションラブコメ」
みたいな文章が書かれていました。とはいえこの
2人もそれほど盛り上がっている感じではなかった
ですね。途中かなこが鞠也の考え方や態度にふれて
ときめいたりもしましたけれど、かなこは特に男嫌いを
克服した感じでもないですし、鞠也の仕打ちには今でも
抵抗しているようです。こちらの方もあまり脈は
なさそうでしょうか。

 代わって気になってくるのは、しずの存在、、、?
前にも少し書きましたけど、かなこにとって鞠也の
ルックスは一番の好みらしいので、見た目が全く同じ、
しかも女の子なしずは、かなこには理想的な女性像
なのでは、と思われます。第6話の時はそういう
流れにはなりませんでしたが、可能性はあるような
気がします。今回は最後の場面で突然そんなシチュが?
と思ったら何だかまた引っ張っている感じですね
、、、。このアニメで続編が制作されるのかどうかは
わかりませんけれど、この続きは描かれるの
でしょうか、それとも描かれるとしてもまた出オチ
気味に扱われるだけ、なのかな。まああまり百合的な
部分ではなくかなこの妄想爆発のマシンガントーク(?)
(とほぼ同時に現れる止め絵)や、どうにかして彼女を
止めようとする周りの人達のあの手この手を楽しむ
といった感じなのかもしれません。

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