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2009年3月 5日 (木)

マリア様がみてる 4thシーズン 第8話

 知りたい、なぜそんなに寂しそうな顔を
するのか、、、。相手を強く意識するように
なったきっかけはそういう所にもあったの
かもしれません。でも知るだけで満足する
わけにはいかないのでしょう。そこからが、
2人の始まりなのでは。

 4thシーズンアニメ「マリア様がみてる」、
第8話「くもりガラスの向こう側」です。
 山百合会のクリスマスパーティを抜け出す
瞳子を追いかけた祐巳は、思わず自分の
ロザリオを差し出すが、相手には受け取って
もらえなかった。パーティの場に戻っても
沈んだ表情を拭えない彼女を見て、祥子は
パーティの参加者に一つの提案をする。

 祐巳が瞳子に対してとっていた行動に
ついては、乃梨子が客観的に分析していた
ようですね。瞳子の事は何とも思っていない
みたいに言っていた祐巳が、何かと瞳子に
じゃれついたり学園内を引っ張り回していた
様子は、やはり彼女の目にも奇妙に映っていた
らしいです。(アニメではOVA第3巻辺りで
祐巳が瞳子をかまっていたのがちょっと
突然っぽくて気になっていたのですけど、
なぜあんな風にし始めたのか、理由はあまり
描かれていない感じですね。)
 乃梨子は、行き当たりばったりにも見えた
祐巳の行動がちょっと嫌だったみたいですが、
今回の事で考え方を改めたようです。同学年
の友達として好ましく思っている瞳子を、
祐巳がちゃんと考えていてくれたと確信
できたのが嬉しかったのでしょう。何しろ、
下級生の中でたった1人しか選べない妹
として、祐巳は瞳子を指名したのですから。
 けれど、乃梨子の言葉を聞いた祐巳は、
意外そうな顔をしていました。これは、
乃梨子が代弁していた心情と、自分が
ロザリオを差し出した時に感じた気持ち
との間に違いがあったという事なのかなとも
思えます。

 祐巳は、前回の雰囲気からすると、瞳子の
表情に何かを感じてとっさに姉妹の契りを
結ぼうとしたように見えます。瞳子の深い
事情は知らないけれど、目の前にいるこの人を
自分の力で何とかして救ってあげたい、と
思ったのかもしれません。それは刹那的に
湧き上がった感情が形になったもの、とも
言えそうです。
 そこを乃梨子が冷静に分析していて、その
結果を聞かされたため祐巳は驚いたのかも。
最初は本当に下級生をかまっているだけ、
と思っていたはずが、実はいつの間にか相手が
自分の中で大きな存在になっていた、、、。
他の人に指摘されて初めて、祐巳はその事を
意識するようになったのでしょうね。
 ではどうしたらいいの、という問題が
ありますが、それはこれから少しずつ
答えを探していく流れになるのでしょう。
今回の4thシーズンでは、この問題に
片が付けられるまでが描かれるのかも。

 誰かを思う気持ちを、由乃は「部屋」に
たとえていました。1対1が基本になる
「恋愛」ではなく自分の周りのたくさんの
人達とのつながりを保っていく「好意」を
表現するには合っている言い方なのでしょう。
リリアンで受け継がれてきたシステムでは、
「姉と自分」、「自分と妹」という複数の
関係が前提となっていますので、由乃の
言うような考えは合理的とも言えるの
でしょうね。
 何となく「祐巳と瞳子」は、「祥子と祐巳」
のような関係にはならないとも感じられます。
それでも祐巳にとって、瞳子はこれからもっと
大事な存在になっていきそうです。そして同時に、
祐巳にとっての祥子が、この先の日々でも、
(百合な意味で)かけがえのない女性に
なっていってもらいたい気がします。

・「マリア様がみてる」レビューリストレビューセンター

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