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2008年12月31日 (水)

2008年 百合に思いをはせる

 今年はあちらこちらで百合な作品を見かける
機会が増えたように思います。質的にも
いろいろあるのでまとめて表現するのは難しい
ですけれど、何にしても百合テイストが多く
なるのはまずは良い事でしょうね。

 今年も締めくくりとなりました。今年も
1年間いろいろな百合に出会えたような気が
します。それを振り返る意味で、ここで記事
として載せた内容を中心に少し書いてみたいと
思います。

・アニメ
 テレビアニメでははっきりと百合をメインに
した作品はあまり多くなかったように思います。
女の子が好きな女の子が登場したり、たまに
百合エピソードが入る、みたいなものが幾つか
ありました。
 無料ネット配信のアニメシリーズが始まったのも
話題でしたね。その内2作品が女の子同士の愛情を
扱っていたのは良かったかもです。

◇1月 「ウエルベールの物語第2幕」放送開始

 2007年の第1シリーズに続く形で1月から
ウエルベールの物語第2幕が始まりました。
前シリーズでのリタとティナの身分を超えた
強いつながりがまた見られるのかと思ったの
ですけれど、何だか急に男女間の恋愛が始まって
しまって、、、。でも最後のまとまり方は、
彼女達の愛情が一つの形になったのでは、と
思いたいですね。

◇7月 「ひだまりスケッチ×365」放送開始

 これまでテレビシリーズと特別編が制作された
アニメ「ひだまりスケッチ」はテレビ第2シリーズが
放送されました。ゆの達のほのぼのとした愛情の
ある空気感は健在で、そこに吉野屋先生達が
関わってきて花を添えていたように思います。
特に夏目、彼女の存在が百合度をより高めていた
気がします。

◇公式サイトの移転、、、

 作品をアピールするために、わかりやすい
アドレスでサイトを立ち上げて内容を紹介するのは
よく使われるやり方ですが、アニメとしてある程度
役割を果たすと、サイト自体が別の場所へ移転
する場合があるようです。そのパターンを今年は
割と見かけた気がします。

苺ましまろ
BLUE DROP
ストロベリーパニック
神無月の巫女

◇ちりばめられた百合なエピソード

 百合なキャラが出てくる、というだけだと、
ネタ的に扱われたりしてちょっと寂しい思いを
する場合もあったりします、、、。でも中には
ポイントの高いエピソードもあったりする
ようです。こういうのがもう少し前面に出てくると
ありがたいですね。

-SA~スペシャルエー~ 第13話第14話
 女の子好き、特にヒロインの光が大好きな
同級生の少女、明がメインになるエピソード。
とはいっても彼女の過去に関わるもので、他の
女の子との幼い頃の思い出、そして新しい出会いが
描かれています。

-絶対可憐チルドレン 第36話
 「男子禁制!天使たちの午後」というタイトルが
いかにもすぎる感じもありましたけれど、、、。
ナオミに負担をかけないようにと決して自分の
思いを口に出さない瑠璃子先生の態度が切なさを
誘うように思います。

ストパニキャラがカメオ出演?
 ストーリー自体には特に百合テイストはないの
ですけれど、渚砂と玉青に似た2人の女の子が
描かれたのは嬉しかったかも。また何かの形で
彼女達の動く姿を見てみたいですね。

◇無料ネット配信アニメに百合テイスト作品

 ニコニコアニメチャンネルで、シリーズものの
アニメ作品の無料配信が始まりました。作品を
提供する新しい形として注目されているみたい
ですけれど、そこでメインとなっている2作品が
どちらも百合テイストありなのは、ちょっと
嬉しいかもです。

-「ペンギン娘♡はぁと」4月
 原作に割と忠実に描かれている所が良かった
ように思います。派手なボケツッコミやお色気
部分が目立ったりもしますが、女の子同士の
強い絆が育てられていく部分などは見逃せないの
では。原作では巻が進むにつれて百合度が増えて
いるのですが、第2部までではまだ第2巻辺り
なのですよね。是非第3部もお願いしたい所
です。

-「Candy boy」新シリーズ 5月
 2007年に配信された「Candy☆Boy」は、
双子で姉妹で百合というかなりピンポイントな
内容でしたけれど、甘さや切なさが感じられる
物語でした。これが全7話予定のシリーズという
形で配信されています。絵の動きはそれほど
多くないのですが画質は高く、そういった世界観の
中で甘い百合を堪能できるのは楽しいですね。
次のエピソードも楽しみです。

・コミック

 コミックには本当にいろいろな作品があって
私もまだ一部分しか見つけられていないのでは
と思います。そんな中でも、新しく始まる作品、
完結してしまった作品などありました。

◇12月 コミック百合姫Sからコミックス発行

 3月に創刊から1周年となった百合姫Sからも
コミックスが出されるようになりました。しかも
どの作品も連載が続いていますし、この後の
展開も期待したいですね。
 また、携帯配信の作品からも、コミックス
発行されています。携帯も、作品を紹介する場
として一般的になりつつあるのでしょうね。

◇8月 Webコミックハイ! リニューアル

 これまで「GIRL×GIRL×BOY 乙女の祈り」などを
配信してきた無料ネットコミック誌「COMIC SEED!」が
新しくなり、「Webコミックハイ!」としてスタート
しました。この中では、「にじぷり」とかが百合的に
期待できそうな気がします。また、「わたしの大切な
ともだち
」も、今はまだ静かな感じですが、やがて
百合な展開を見せてくれるかもしれません。

◇区切りを迎えたコミック作品

 もっと続きを見てみたい物語が多いですね。でも
なかなかそういう希望通りにはならないようです、、、。

-「初恋姉妹」 第3巻
-「マギーペール」 第4巻
-「桜の境」 第4巻
-「アオイシロ」 -花影抄--青い城の円舞曲-
-「ストロベリーシェイクSweet

・小説

◇6月 「カレン坂高校~可憐放送部~第4巻発売

 こちらの作品も一応の完結巻となってしまいました。
なちるとみひろの仲の親密さは、百合姫の表紙に
なっていた頃から変わらないのでしょう。彼女達の
愛情の深さをもっと見てみたい気はしますね。

◇12月 「マリア様がみてる ハローグッバイ」発売

 「マリみて」も一区切りなのですね。祐巳と祥子の
物語としてはこれが一つの形なのかも、という感じが
あります。コミック版も1月に完結巻が出ています。
 原作は1998年に発行が始まったので、10年の
節目になるのですね。ここから先この作品が
どうなるのかはわかりませんけれど、アニメなど
期待できるものもあるのではないでしょうか。

◇7月 一迅社文庫アイリス創刊

 「百合姫」をはじめとしてガールズラブ作品を
推進している一迅社から、少女向けラノベレーベルが
創刊されました。もちろん百合作品あり! 今年は
3作品が発行されて、これからも新作が予定されて
いるようです。小説の分野でも、女の子同士の恋愛を
描く作品が増えていくと良いですね。

・ゲーム

◇5月 「アオイシロPS2版発売
◇11月 「アオイシロ」PC版発売

 何度か延期が繰り返されていましたが、PS2版が
発売され、その半年後にPC版も登場しました。
コミック、ドラマCD、Webラジオなどたくさんの
メディアで展開されていたのも楽しかったですね。
この作品も、「アカイイト」のようなロングランに
なっていくのでしょうか。

◇12月 「ソルフェージュ~Sweet harmony~」発売

 音楽を通じて女の子同士の強い関係を結んでいく
物語「ソルフェージュ」は、去年のPC版に続いて
PSP版が発売となりました。気軽に持ち運べる携帯
ゲーム機ですから、いつでもどこでもかぐら達の
愛情あふれるストーリーを楽しめそうですね。
ドラマCDの他、これからコミック化も予定されて
います。

・イベント

◇5月 コミティアにて「百合部」開催

 このイベント企画の開催は大きかったですね。
参加サークル数は100を超え、いろいろな
百合作品に出会える貴重な機会でした。これからも
開催されるのかどうかはよくわかりません。けれど、
百合を取り扱うサークルさんは多いでしょうし、
何かの形で集まれるチャンスがあると良いですね。

◇6月 「Strawberry SisterS 4」開催

 「ストパニ」中心のオンリーイベントです。
こちらでも数多くの作品に出会えて、ストパニの
魅力が味わえたのではないかと。「エトワール選」の
企画はなかったみたいですが、レイヤーさん達も
楽しんでいらっしゃったようです。次回が9月に
予定されていますね。

◇10月 「Mainden's Garden 3」開催

 関西でのガールズラブ系オンリーイベントです。
第3回の開催だそうで、百合は関西の方がより
盛り上がっているのかも。(私は参加できません
でした、、、。)

◇2月 マリみて 仮想空間でバレンタインイベント

 ネット上の3D仮想空間「セカンドライフ」では、
リリアン女学園が設立されて、入学式、クラス分け、
部活やイベントがたくさん行われたようです。その
最初がこのバレンタインイベントで、原作さながらに、
学園の中に隠された紅、白、黄のカードを探す、
というものでした。けっこう雰囲気があって楽しめた
気がします。

・レポート他

 上に書いたイベントのレポートの他にも、個人的に
企画していろいろ行っていました、、、。

◇4月 「櫻の丘」を求めて、、、

 「ストパニ」でメインの舞台となっているのが
「アストラエアの丘」ですが、春には桜の花が
咲き乱れる場所で、しかも都内にある、という
設定らしいです。そこでそれっぽい場所を探したの
ですけれど、なかなか見つからず、、、。とはいえ
桜の花を見て回る事ができて楽しかったです。

◇7月 「青い花探訪

 コミック「青い花」の舞台として描かれている
鎌倉や都内を見てきました。落ち着いた雰囲気で
自然が多くて、作品にマッチした空間だったと
感じます。

◇10月 「神無月の巫女」短期集中レビュー

 作品のメインサイトの内容が見られない状態
なってしまいちょっと寂しい気持ちになって
いました。けれどこのままではいけないと思って、
10月(=神無月)に1ヶ月かけて短期集中レビュー
をやってしまいました。この物語が、1ヶ月の
間に起きた出来事を中心に描かれていたため
このような企画になりました。終わってみれば良い
思い出?

 思い返してみるとけっこういろいろな事があった
かもしれませんね。とはいえ世の中にはまだまだ
たくさんの百合があるでしょうし、次の年ももっと
百合が発展すると良いですね。皆さんも良いお年を
お迎えください。

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