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2008年10月18日 (土)

神無月の巫女 第7話「恋獄に降る雨」

 千歌音の気持ちを次々に言い当てていくミヤコ。
でもそれは、すべて本当の事なのでしょうか。
何が正しくて、何が間違っているのか、千歌音は
答えを見つけ出そうとします。が、たとえうまく
見つけられたとしても、それだけで問題が全部
解決するわけではないようですね。

 テレビアニメ「神無月の巫女」第7話「恋獄に降る雨」
です。
 1人でいた千歌音の前に、見た事のない聖堂が
音もなく現れる。ふと足を踏み込むと、中には1人の
シスターがいた。オロチ二の首、ミヤコだ。彼女は
千歌音に向かって言う、「あなたを救いに来た」と。

 千歌音が、最初から姫子に対して恋愛のような
気持ちを持っていたのかどうかがちょっと気に
なってます。第1話でキス(人工呼吸?)シーンを
見せていたために最初からそう言う考えで姫子に
接していたようにも見えちゃうのですが、その後
ソウマとの仲を応援するような感じになって
ましたよね。やっぱり物語の前半では、姫子の
笑顔を見るためにいろいろ手を尽くしていた、
という位置づけたったのでしょう。
 それがだんだん変わり始める、、、。今回冒頭の
語りでは、「新しい物語の始まり」という言い方が
されていましたが、少なくともこれは本当なの
でしょうね。千歌音は、自分の胸の奥に生まれた
思いをいやというほど気づかされますが、同時に、
その思いが決してかなうものではないのだとも
悟らされます。理由はとても単純。女の子同士だから
、、、。単純であるがために、ひっくり返す事など
とてもできないほど強い理由でしょう。

 ミヤコに指摘されるまでもなく、自分の望みが
かなう当てのない種類のものだと、千歌音はわかって
いるようです。それならどうすれば良いのでしょう
、、、。一人苦しみ抜いた後、ミヤコの前で自分の
進むべき道を選んだ千歌音は、まさに「きれい」で
「強く」て「かっこいい」、姫子の尊敬する千歌音
だったのでは、と思われます。自分の願いは姫子を
笑顔にする事だけだと、この時決心したのでは。
その結果がどうなるかは、この後の場面につながって
いきます。

 千歌音の前に現れたミヤコは、彼女を救いに来た、
と言っていました。今回のエピソードの中で、ある
意味で千歌音は救われたと言えるのかもしれません。
自分が何をほしいと思っているのか、そのためには
何をするべきなのか、それがはっきりして迷いが
なくなったように見えます。それはオロチの思うつぼ
なのかもですし、オロチも予測できない、もっと他の
出来事の前触れのようにも思えます、、、。

 姫子の部屋の場面で、涙がこぼれないように上を向き、
声のトーンを一つも変えずに部屋を出て行く千歌音。
これが彼女の強さでもあり、寂しさでもあるのでしょう。

・神無月の巫女 短期集中レビューリスト

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