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2008年10月26日 (日)

神無月の巫女 第10話「愛と死の招待状」

 裏切られ、傷つけられても、姫子は信じる気持ちを
失わなかったようです。今の彼女は、何が起きても
もう絶望などしない、、、。この思いが、オロチに対抗
できるただ一つの希望なのかもしれません。

 テレビアニメ「神無月の巫女」第10話「愛と死の招待状」
です。
 千歌音を欠いた状態で、剣神アメノムラクモ復活の儀式を
強行する姫子。2人で行う事さえ危うかったその行為は、
彼女にはあまりにも負荷が大きかった。しかし姫子は、
倒れても立ち上がる。今まで自分を支えてくれた人達に
応えるために、そして、もう一度千歌音に会うために。

 1人だけで儀式を行うなんて、誰の目から見ても
無茶な事だったのかもしれません。伝承にだって
そんな記述はなかったでしょう。それでも姫子は挑戦を
やめませんでした。苦しみや痛みにもくじけず
立ち向かっています。
 彼女をそんな風に強くさせたのは、自分の周りにいる
人達の思い、なのでしょうね。乙羽や真琴が、千歌音や
自分に対してどんな気持ちを持っているのか、、、ほんの
短い手紙や会話だったかもしれませんが、姫子は彼女達の
願いをひしひしと感じたのではないでしょうか。
 自分のするべき事、したい事を理解して、姫子は
行動を起こしたのでしょう。、、、儀式を行っている
時の彼女の声は、引き締まっていて力強かったですね。
ちょっと千歌音の声に似ている気がしました。という事は、
姫子と2人で祝詞をあげていた千歌音は、強い決意を
持っていたと言えるでしょうし、今の姫子が千歌音と
同じ心境になっているとも言えるのでしょう。

 ソウマも、オロチの呪いに自分の体をむしばまれ
ながらも、戦う事をやめないようですね。この人にも、
自分と強いつながりを持っている、ツバサという人が
います。ツバサから託されたのは、絶望をもたらす力
とかではなくて、自分が何者なのか、何ができるのかを
確かめるための力なのではないかと思います。ソウマ
にはもうタケノヤミカヅチはありませんが、自分を
戦いの場へと向かわせるための力を、手に入れる事が
できたのではないかと。
 ここでソウマは、千歌音との戦いについて姫子に
話していますね。もちろんソウマにとっては、自分に
攻撃を仕掛け、またそれ以上に姫子にひどい事をした
千歌音はオロチ以外の何者でもないのでしょう。地球を
闇から救うのと、千歌音と戦うのが同じ事と考えるのは、
この人にとっては自然なようです。

 でも姫子の考えは全然別の所にあったみたいですね。
姫子が知りたいのは、千歌音が胸の奥に隠している
気持ち、、、。千歌音に直接あれだけの事をされても、
姫子は、相手を嫌ったり拒絶したりはできないようです。
もしかしたら、あの夜千歌音と直接ふれあった時、
何かを自分の肌で感じたのかもしれませんね。他の
誰でもない姫子と千歌音だからこそ、それを感じる事が
できたのではないでしょうか。

・神無月の巫女 短期集中レビューリスト

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