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2008年10月 3日 (金)

ペンギン娘 はぁと 第15話

 今回は配信時間が長めですね。オリジナルな
ストーリーが入ってますし、しかも前後編?
この作品では珍しい展開かもです。
 小さい頃の自分の行動を否定しようとする鯨。
でも子供の時の方が、素直な気持ちが出やすいの
では、と思えますね。

 無料ネット配信中のアニメ「ペンギン娘♡はぁと」、
第15話「バック・トゥ・ザ・6年前」です。
 小さい頃にイケメンに告白された事があると
ペンギンは言い張るが、は全然信じようと
しない。ねねと一緒にペンギンの思い出話を
聞き始めた鯨は、何か思い当たる節があるのか、
どんどん顔が青ざめていった。

 前回第14話の後の予告で「タイムペンギン」
なんて言葉が出ていたのは、その場のネタ
とかではなかったのですね。原作にはこういう
物は出てきていませんし、ちょっと浮いてる?
とも思いました。が、考えてみれば第11話
「ラブドライブ」もかなりのアイテムっぽいかな。
「タイムペンギン」にはあまり「ラブ」な感覚は
ないかもしれませんが、とにかく南極財閥は、
やる事が半端ではないのでしょう。

 ペンギンの記憶の中だけで語られていた
ストーリーに、鯨本人が関わっていってますね。
どうしてそこまで、ペンギンとの忘れていた
出会いを気にするのか、、、。鯨は、昔自分が
ペンギンにした事が、本心からだったとわかって
いたのではないでしょうか。街で偶然出会った、
きれいな洋服を着たかわいい女の子が
気になって、つい出てしまった言葉。この頃の
鯨はまっすぐな性格だったみたいですし、
嘘偽りのない思いがこの言葉には込められて
いたのでは(だからペンギンの胸に響いた
とも言えそうですね)。
 小さい頃鯨は男として育てられ、当時は
自分でもそうだと思い込んでいたそうです。
やんちゃで純情な男の子が、女の子に正面から
告白する、というのはまああり得る場面ですが、
このエピソードでは、どちらも女の子だった、
というのがポイントになるのでしょう。
 鯨は別に、自分が男の子だと思ったから
告白したわけではなく、自分がペンギンに
好意を持ったからそう言ったのですよね。
中学生になった彼女には恥ずかしい過去
かもしれませんけれど、事実には変わりない
ように思われます。
 変わりがないといえば、ピンチに陥った
ペンギンを助けずにいられなかった彼女の
行動も、6年前と変わっていないようです。
結果的にはそれが大きな騒動を巻き起こす
みたいですけれど、この先いったいどう
なるのかは、次のお楽しみ、ですね。百合的に
期待できる?

 その他、やはりねねの立ち位置が気に
なります。今回はペンギンと鯨の再会を
見守っている感じでしたけれど、彼女は
鯨の振る舞いをどう見ていたのでしょうね。
たぶん彼女も鯨の事を男の子と思っていた
でしょうし、幼なじみとはいえ男と女
として、意識しなかったとは言えない
でしょう。
 そんな相手の鯨がペンギンにあっさり
あんな事を言うのを見てどう感じたか、、、。
まあもしかしたら、いつもの事、みたいに
思っていたりするのかも? それだけに、
「タイムペンギン」を使った後のねねの
反応が何か新しい展開を呼びそうな気も
します。

・「ペンギン娘」レビューリストレビューセンター

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