神無月の巫女 第11話「剣の舞踏会」
2人だけのパーティへの招待状、、、。1ヶ月前と
同じシチュエーションですが、その手紙以外は
何もかも変わってしまったように見えます。
千歌音の仕立てた舞踏会に、姫子はたどり着く
事ができるのでしょうか。
テレビアニメ「神無月の巫女」第11話「剣の舞踏会」
です。
沈む夕日を見送る姫子。その胸には1通の招待状が
携えられていた。やがて、千歌音が予告したように、
空に黒い月が昇る。姫子と千歌音の誕生日から、
ちょうど1ヶ月目の夜だった。
オロチであるソウマが剣神アメノムラクモに乗り、
剣の巫女からオロチの巫女になった千歌音と対決する
、、、。こんな事はあり得るはずがない状態なの
でしょう。運命の歯車はかみ合わなくなり、世界が
不安と恐怖に飲み込まれていきます。
この混沌とした状況は、オロチにとってはずっと
待ち望んでいたものみたいですね。筋書きは少し
違ったかもしれないけれど、結局オロチは、何よりも
深い絶望を手に入れる事ができました。
しかもこの感情の持ち主は、今まで敵だった
剣の巫女その人でした、、、。オロチの世の始まりを
飾るのに、これ以上の余興はないのかも。
でもまだ、絶望にとらわれていない人達も
います。姫子とソウマは、傷つきながらもオロチの
巨神達と戦っています。
ここで、この2人の戦う理由というのが、ちょっと
意味がありそうな気がします。2人は、世界を救う
ためにアメノムラクモに乗ったわけではないのですよね。
ソウマは最初、千歌音と対決するつもりでいた
らしいですが、姫子の考えを聞いて、彼女を後押し
する決心をしたようです。
では姫子の気持ちとは、、、。「千歌音に会いたい」
というのが心のそこからの願いだったみたいです。
彼女は、千歌音が自分の前から消えたあの後から
ずっと、この思いを持ち続けていました。あれだけ
ひどい事をされても会いたいと思えるのは、千歌音の
行動に何か気がかりなものがあるからなのでしょうね。
相手の本心を何とか聞き出したいと思っているのでは。
姫子の問いかけに千歌音が答えてくれるかというと、
前回といい今回といい、ちょっと難しいみたい
ですね。、、、この辺りの千歌音の行動を見ていて、
彼女は答えを口に出さないためにいろいろな
仕打ちを姫子にしているようにも見えたりします。
姫子が千歌音ときちんと話し合える立場に立てるか
どうかが重要な所でしょうけれど、エンディング
では、、、。
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