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2008年10月13日 (月)

神無月の巫女 第5.5話「君の舞う舞台」

 千歌音にも、ソウマにもずっとどきどきしてしまって
いる姫子。どちらのどきどきがより強いかは、、、彼女
自身の判断によるのでしょう。
 今回はちょっとギャグっぽいテイストもありながら、
姫子達の気持ちの動きがきちんと押さえられていた
ような気がします。

 テレビアニメ「神無月の巫女」ではドラマCDが制作
されています。その中に、本編の第5話と第6話を
つなぐというエピソードが収録されています。タイトルは、
第5.5話「君の舞う舞台」です。
 乙橘学園の文化祭まで後2週間。舞台では演劇の
稽古の真っ最中だった。演じられるのは、王子と姫を
主人公としたオリジナルの冒険活劇で、主役はもちろん
ソウマと千歌音。姫子は衣装係兼雑用係として舞台裏に
いた。

 このドラマCDでは、この5.5話以外にも、「愛のオロチ
懺悔室」や、「私のブレーメンラヴ 午後の初級講座」
といったドラマが収録されています。まあよくあるドラマ
CDらしくギャグ強めの内容になっていますね。5.5話に
ついても多少そういう演出はあるのですが、でも少なくとも
姫子達3人に関してはきちんと描かれていて、本編の
ストーリーに取り入れても良いような内容に思えました。

 さて第5話ではソウマとツバサの激しい戦いがありました。
この時にけがをしたツバサはまだ傷を癒していて、今回は
登場しません(CDの中の他のエピソードには出ています)。
また、この戦いは千歌音にも影響を与えているようです。
彼女は、ソウマから力のなさをなじられ、さらに姫子のために
戦う宣言までされてしまいます。
 その場面で姫子の隣にいた千歌音には、姫子の視線が
ソウマに奪われていくのがはっきりとわかったのでは
ないでしょうか。本当は、自分だって姫子のためなら
何でもできる覚悟はあったでしょう。けれど自分の力では、
相手を倒すどころか姫子を助ける事もできなかった、、、。
そんな無力感のようなものが、この時の彼女には満ちていた
ように思います。

 千歌音は、演劇の台本の読み合わせを一緒にしてほしいと
姫子にお願いします。姫子はヒラメや子犬の役しかした事が
ないため断りたそうにしていますけれど、、、。千歌音が
そこまでこだわったのは、姫子に少しでも振り向いて
もらいたいと考えたからなのかもしれませんね。少しでも
長く、姫子の瞳に自分を映していてほしいと願っていたの
かも。彼女のこの思いは、長い間仕えてきた乙羽にはすぐに
わかったようで、乙羽も手助けしてくれています。
 その後千歌音と姫子は王子と姫のせりふを練習し始めます。
この辺りの流れもなかなか良いですね。姫子を前に気持ちが
高まってしまったのか、千歌音の口からつい本心が、、、?
それから王子と姫の役を取り替えてせりふを言う2人、
というのも、女の子同士らしくて雰囲気が出ていました。

 でも世界は、2人だけでいられる楽しい時間ばかりでは
ない、、、。姫子は、他の生徒達に雑用を押しつけられるのは
もうほとんど慣れていましたが、今度は学園で真琴に
再会します。そして自分がどういう立場にいる人間なのかを
改めて思い知らされ、、、。姫子には、希望を持つ事など
ほとんどできないのでは、とさえ思えてしまうほどです。
 そんな絶望の淵から、姫子を救えるのは誰なのでしょう
、、、。という辺りで、今回エンディングでは、少し胸が温かく
なるような感じがしました。

 その他、姫子が写真に込める思いが語られていたり、
物語の中で重要になってくるキーワードも少し出てきて
いました。アニメ本編を補う点でも、今回は意味のある
エピソードかもしれません。

・神無月の巫女 短期集中レビューリスト

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