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2008年7月27日 (日)

SA~スペシャルエー~ 第14話

 唯がそこまで「友達」にこだわる理由とは
、、、。彼女なりに事情があって、しかも自分
だけではどうする事もできないようですが、
だからこそ明が救ってあげなければならないの
でしょうね。

 テレビアニメ「SA~スペシャルエー~」、
第14話「守りたい・ごめんね」です。
 予定の3日間を終え、SAのメンバーは訪問先の
学校を離れる事になった。が学んだ1組
では、明がいなくなるのを寂しがって女生徒達が
泣き崩れてしまう大騒ぎに。短い間ではあったが
彼女達と友情をはぐくむ事ができた明は、感謝の
言葉を述べて去っていく。
 その後、この学校に不審な車がつけられていた
という報告が彼女にもたらされた。

 初日には明の女の子好き言動に引いたり、唯への
冷たい態度(昔の思い出がそうさせたのですけど)に
怒っていたクラスの女子達ですが、この3日の間に
誤解も解けたみたいですね。またそれだけではなく
明に好意を抱くようになったみたいです。
 それはたぶん、彼女達の純粋な気持ちから生まれた
ものなのでしょう。オール外車のリムジンにクラス
全員が乗せてもらったからとか、明の屋敷内にある
広大な庭園に招待されたからとかいう考えは、この際
関係ないのではないかと。まあ女の涙ってものは、、、
なんて一般的にはいろいろ言われたりしますけど、
3日目のあの場ではそういうもの抜きで、彼女達は明と
向き合っていたのではないでしょうか。明の使った
「小さな魔法」の奥に隠された明自身の気持ち、皆と
仲良くなりたいという思いがきちんと通じていたの
でしょうね。

 それだけに、明がいなくなった後も唯が1人で
いい思いをしているように見えるのは、彼女達には
ちょっと嬉しくなかったのかもしれません。この
事は、「友達」とのつきあいをとても大切にしている
唯にも、かえって重荷になってしまったようです。
 そこで唯は明の所へ来て直接話す事に、、、。でも
彼女がこんな風にはっきり言えたのは、明との仲が
たった3日だけのかりそめのものではなくて、
もっと深い何かを共有できたからなのかな、という
気がします。
 ですが言われた明は、別の事でショックを受けて
いたみたいです。唯を守るつもりが逆に苦しめて
いた、と。大切な人のために全力を尽くすのは
大事な事でしょうけれど、明が考える「全力」は、
他の人にとって想像を超えたものになってしまう
場合が多いようです(同じ事は、光以外のSAメンバー
についても言えそうです)。この辺りを前もって
ある程度理解しておかないと、明も唯も後で
苦労してしまうのかもしれません。でも2人とも、
お互いが相手に好意を持っているのをわかっている
のですよね。だからこれぐらいの障害は何ともないの
かもですね。

 その後の展開で、八尋(やひろ)が絡んできたり宙
(ただし)の株がぐんぐん上がったりしました、、、。
まあこの作品は男子のかっこよさが際立つストーリー
なのでしょうし、流れ的にはこんな感じなのでしょう。
けれど明には百合な道をまっすぐに突っ走ってもらいたい
気もします、、、。全24話の間にもっと百合な物語が
あると良いです、、、。
 後半の最初2話に当たる第13話、第14話で
明と唯のエピソードが描かれたのは、実はけっこう
意味があったりするでしょうか。かっこいいものに
憧れるだけではない、女同士で正面から向き合う
事の大切さも、描いていってもらいたいかもです。

 明は、本当の意味で唯を助けてあげられる存在
なのでしょう。経済的な面で、とかだけじゃなく、
これからもお互いを理解し合い一緒に進んでいける
間柄なのではないかと思います。この後唯の出番は
そう多くはないのかもしれません。けれど物語に
描かれない場面で、2人は手を取り合って仲良く
過ごしているのではないかなという気がします。
おいしいお茶を飲みながら。

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