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2008年5月 8日 (木)

ペンギン娘 はぁと 第3話

 かえでは、ペンギンに厳しく接してますが、
同時にきちんと相手を思いやっているようです。
こういうのを見ると、2人でずっと一緒に
暮らしてきた中で、彼女がペンギンに持ち続ける
愛情、みたいなものが感じられる気がします。

 無料ネット配信中のアニメ「ペンギン娘♡はぁと」、
第3話「妹は小学三年生」です。
 生徒会の全員でレポートを持ち寄る事になって
いたのだが、会長のペンギンだけがノートを忘れて
いた。確かに書き上げたものの家に置いてきた
と弁解するペンギン。しかしは信用しない。
言い争いのさなか、小学生らしい女の子が生徒会室へ
入ってきた。

 かえでは、姉のペンギンが趣味に走りすぎている
事についてはよく思っていないみたいですが、
別に姉自身を嫌ったりはしていないのですよね。
ペンギンを叱るような真似をするのも、周りの
人達が彼女に期待しているものを本人にもっと
気づいてもらいたいからなのかなという気も
します。
 そんな風に感じたのは、かえでが姉のペンギンに、
「南極財閥の次期当主として」という言い方を
する辺りとか。当主になるのはあくまでも姉で、
自分が彼女になりかわろうなんて事はかえでは
考えていないのではないかと。そしてその理由は、
単にペンギンが長女だからとかではなく、彼女が
人を引きつける魅力のある人間だという事を
知っているからなのではないでしょうか(これに
ついては、第1話の生徒会長選挙で、鯨も感じた
事なのではと思います)。相手の長所も短所も
知り尽くしていて、どう対処したらいいかも
わかっている、、、生まれた時から一緒に
生活してきた姉妹だからできる事なのかも
しれませんね。
 という感じで前半はかえで登場のエピソード
でした。彼女の「凛」とした所とか見られて
良かったかも。また、今「あらすじ」で紹介
されている内容を見ると、次回も彼女が物語に
関係してくるみたいですね。原作では第1巻
収録されている花火のエピソードらしいです。
こちらも姉妹の関係が描かれる感じでしょうか。
、、、サブタイトルにある「富豪姉妹物語」って、
やはりあの作品を意識してる? 確かにあちらにも
花火について描かれている場面がありました
、、、。

 そして後半はオリジナルの展開? チャンピオン
掲載版の「ペンギン娘」を全話追っていたわけでは
ないのでよくわからないのですが、かえでが
初登場するエピソードではこういう流れは
なかったですよね。それにしてもセバスチャン、
空気を読んでいるのかそれともペンギンの欲望を
何も考えずに実現しようとしているのか、今回は
派手な仕掛けを用意してるようで。セバスチャンは
有能な執事なのでしょうけれど、それだけに
この人が単体で暴走し始めると作品のカラー的に
違ってきてしまいそうかも、、、。ペンギンや
かえではその辺りきちんと見守っておく必要が
あるのかもしれませんね。
 ペンギンやシャー・チーが鯨を襲う(?)場面は
ちょっと危ないビジュアルだったような、、、。
女の子同士だからまだ大丈夫、という事なのかな
、、、。あまり百合な香りがしない雰囲気だった
気がしますけれど、これはお色気を描くための
演出の一つ、なのでしょうか。
 ところで、変身してしまったペンギン達が襲って
いたのはなぜか女の子達ばかり、、、。あの場面を
見てふと思い出したのは、語尾に特徴のある
絶対天使だったりします。姿も似てますし、確か
第3話とかで女生徒達に手を出してマナを
吸収していたような。

・「ペンギン娘」レビューリストレビューセンター

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