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2008年4月14日 (月)

コミック百合姫 Vol.11

 10号目となった前号に続いて、今号は
独立創刊だそうです。、、、が、それって
何がどう変わるのかよくわからなかったり。
でもたくさんの百合な作品を楽しめるのは
良いですね。

 発行一迅社コミック百合姫のVol.11を
見てみました。今号は、「百合姫」、「~S」、
~Wildrose」からの番外編コミックを
収録した64ページの小冊子「Petit百合姫」
が付録になっていて、こちらも読み応えが
ありますね。
 では本誌の方を部分的にご紹介、、、。

(・作品名(作者名(敬称略)))

・Sweet Peach! -スイートピー!- act.1
(水野透子、千手ちゆ)
 如月桃香(きさらぎとうか)は保健室で、大人の
体になった事を告げられる。だが保健の先生は
見慣れない人で、隣には長い黒髪の女性もいた。
 新連載、ですね。まだ始まったばかりで物語の
背景などははっきりしていませんが、大きく
展開していきそう? 「ハーレム百合ファンタジー」
という事で桃香がモテまくる、みたいな感じ
でしょうか。それがたとえ最初は自分の体質から
だったとしても、いつかは自分自身の気持ちで
愛をつかめるようになると良いですね。

・ときめき☆もののけ女学園 第7話(南国ばなな)
 二口女のベニは、カッパのキザクラに好意を
寄せていた。だが彼女にキスをしたいと思うと、頭の
後ろにある二つめの口の方が先に反応してしまう。
 あられもたじたじ(?)のアダルトなストーリー、
でしょうか。ベニの二つめの口は「快楽に素直」
らしいですけど、そういう部分も含めてベニ自身
なのではとも思えますね。前と後ろ、どちらの
口の言い分を選ぶかは彼女次第なのかも。
 そしてあられの方も何か進展しそう? キリ
とは普通の仲良し以上になれるのでしょうか。

・星のお姫様(森島明子)
 かつて「星聖女学園のお姫様」と呼ばれた結は、
今は女子大の寮の床で酔ってごろ寝。同じく
「星聖の王子様」だった紡は世話を焼くばかりだ。
 おとぎ話なら、結ばれた所でめでたしめでたしと
なりますが、現実はそうでもない。毎日を生きる
中で面倒な事嫌な事も山ほどある。けれどそれ
さえも、愛する人と一緒ならば乗り切れるのかも
しれませんね。他の人達からも「王子様とお姫様」
と認められていた彼女達は特に、夢を忘れない
気持ちを持ち続けていられるのではないでしょうか。

・紅蓮紀 第4話(武若丸)
 図らずも対峙する事になったクレオと季鬼。
無断で魔界を抜け出してきている季鬼は、元の
世界に連れ戻されるのを嫌い、クレオに襲いかかる。
 クレオも季鬼も、魔界ではけっこうぎりぎりの
生き方を強制されている感じですね。クレオは
蘇芳に対して「マスター」と呼ばれる存在ですが、
本当の所は魔力を吸収してもらわないとうまく
戦えないという弱い立場なのかも。でも蘇芳は
同時に、彼女の暗く凶暴な気持ちも吸い取って
くれているようです。

・恋煩いLovesick(かずまこを)
 キーコはあびの事なら何でもわかる。本人
よりも本人の事に詳しい彼女は、相手の言う
「好き」が自分のとは違うのも知っていた。
 普通に見れば、仲の良い女子の友達を男子に
取られそうになってむくれてる、ぐらいの感じ
なのでしょう。ななお達でさえそう思ってる
かも。そんな部分になかなか気づかないあびや、
自分の本当の思いを気づかせないキーコって、
実はかなり強者なのでは? この2人なら味の
あるカップル(コンビ?)になれるのでは。
 ところで、彼女達ってもしかして本誌Vol.6
「パジャマ夜話」からVol.9の「夏窓シンドローム」、
Vol.10の「爪先立ちOctober」と、ずっと共通した
登場人物なのですね(今更気づいた私、、、)。
しかも作品発表順に季節が少しずつ進んでいる
みたいで、、、。こういう構成も良いかも。
キーコ達5人(+律子)の物語をもっと楽しんで
みたいですね。それと、「パジャマ~」のキヨ
にも素敵な出会いがあると良いです。

・南波と海鈴 Vol.15(南方純)
 朝、海鈴の寝室に一つの人影が現れる。海鈴が
飛び起きると、りながメイド服姿で立っていた。
姉のるなの代わりに来ているというのだ。
 りなが真子を気に入っているというのは本当
なのかもしれません。けどそれは、イジる対象
としての見方だったりする、かな? それに
相変わらず海鈴にもちょっかいを出そうとしてる
感じですよね。りなの本当の気持ちがどの辺りに
あるのか知りたい気もしますが、なかなか
教えてくれそうにない?

・だいすき(花津やや)
 烏丸恵(からすまめぐみ)と竜崎羽響(りゅうざき
うきょう)は同じ施設で育ち、今は二人暮らし。
羽響は学校で憧れの的、人気者になっていた。
 「食べる」という行為は、「傷つける」とか「命を
奪う」行為のさらに先にあるものなのかなという
気がします。あるものを食べると、それは目の前から
消えて、なかった事になってしまう(現に記憶も
消えてますね)。恵や羽響には、消してしまいたい
気持ちがあったのかも。でも恵の料理だけは、食べた
後に、「おいしい」という喜びを残したようです。
 ところで、作者の花津ややさん、もしかして私は
この人を知っているかも、、、。以前ある人のブログに
何度かお世話になって、SSを贈ったりもしていたの
ですが、その人かな、と。確かに漫画の勉強をしてる
と言ってましたし、ペンネームも名前と近いし、
何より絵の感じがその人っぽくて。最近連絡が
取れてなかったのですけど、もし当たりなら、見事に
デビューされたのですね。めでたいです。

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