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2008年3月16日 (日)

ウエルベールの物語 第24話

 強大な力が押し寄せてきて、弱い国民達が
つらい目に遭っている、、、。またハイデル王も、
ローデン王子も、こうなってしまった事に
自分自身の責任を感じているようでもあります。
でもこの事態を解決するために皆がとった方法は
、、、。レナルドが自分の身をかけて果たそうとした
願いは、ついに聞き入れられなかったのでしょうか。

 テレビアニメ「ウエルベールの物語 第二幕」、
第24話「開戦の章」です。
 真の両親の仇は、ウエルベールの王子で、何より
リタの兄であるローデン。銃口を向けたティナは、
だがどうしても引き金を引く事ができなかった。
 そこへ、グリーダム進攻の知らせを持った
シェリーが飛んできた。ローデンは、ティナに背を
向けながら言い放つ、命乞いなどしない、しかし
自分には守るべき国民がいる、と。

 この作品って、きれい事では済まないような
人間の暗い部分などが割と描かれていますよね。
第1幕でも連続猟奇殺人が物語に深く関わって
いたりしましたし。そして今回は、第1幕でも
避けられていた戦争が、ついに始まってしまい
ました。
 敵が大戦艦で攻めてくるなら、ウエルベールも
新兵器で対抗、、、? 何だかサンガトラスだけが
裏で武力を集めていた、とも言えなさそうです。
どちらの国も、停戦条約が守り通されるとは
思っていなかったという事なのかも。
 またウエルベールで武力増強を命令していたのが
ローデンだった、というのも考えさせられますね。
前にもちょっと書きましたけれどこの人は10年前の
戦争で恐ろしい目にあったはずなのに、今も戦争
する事に積極的なように見えてしまいます。戦う
以外で国々に平和をもたらすような方法を何とか
考えてもらいたいのですけれど、ローデンには
そのつもりはないのでしょうか、、、。
 このローデンの依頼で新しい機械を作っていた
のは、キーラ。彼女はレナルドの才能を受け継いだ
ようで、発明の腕は確かのもののようです。でも
その使い道が戦争だったというのは皮肉なのかも
しれませんね。レナルドは、キーラと同じ道を
進みそうになって途中で気づき、自分の発明を
あきらめるという選択をしました。けれどキーラは、
今はレナルドのような考えは持っていないようです。
父親を上回るほどの技術を使って、より強力な
兵器を作ってしまいました。彼女には、自分が何を
してしまったのか、父親がその場にいたらどう
思うか、みたいな部分を意識する日は来るの
でしょうか。
 そしてボルジュラックも、レナルドがかけていた
リミッターをはずして、戦いの先頭に立ちます。
レナルドの遺志を継ぎ、また自分自身も命の
大切さを実感していたはずなのですけれど、、、。
ボルジュラックがレナルドに対してつぶやいた
一言、「すまん、、、」が、むなしく響いている
感じがします、、、。
(ところで、戦って敵を倒すのを仕事にしている
ガラハドやヴァイスにとっては、今の状況は普通
とも言えるのかもしれませんね。この人達の
「普通」にリタ達が巻き込まれすぎないように、
彼女達には注意を払っていてもらいたいかもです。)

 そういう状況の中で、リタとティナはどんな
行動をしているのでしょう。リタは一国の王女
として立派な振る舞いをしているようです。
戦いの渦の中に飛び込み、逃げまどう人々を
導いたり、、、。また同じような思いからか、
彼女はティナの事も安全な場所へ逃がそうと
します。
 でもこれにはティナが猛然と反発してますね。
確かに自分は国を導くような立場の人間じゃない。
けれどリタのパートナーとしてずっとそばに
いさせて欲しい、そう言う気持ちが強かったの
ではないでしょうか。またこの時の彼女からは、
相手の兄が自分の両親の命を奪った仇だなんて
いう思いは完全に吹っ飛んでいたのでしょうね。
 国がどうとか仇が何だとかいう考えより
ずっと高い所に、この2人の強い結びつきが
あるように思えます。彼女達にはその絆を
大切にしていってもらいたいですね。この先も
ずっと一緒にいられるように。

 今回は久しぶりにリタのアクティブな格好が
見られたような気がします。この服装も、お姫様の
姿も、どちらも割と着こなしてるみたいですね。
第22話のティナとは違う?
 久しぶりといえばズシカも。この人はウエルベール
に来てたんですね。第10話ではティナを
突き放すように離れていったズシカ、、、。
あのままではティナも相手の本当の気持ちに
気づくのが難しいでしょうし、いつか2人で
きちんと話し合えるようになると良いですね。
それは戦いが終わってから、でしょうか。
 ティナ達の戦いについて行こうとした
シェリーは、ティナから「おまえを連れて行って
何ができるんだ」なんてかなりひどい事を
言われてました、、、。シェリーのためを
思ってのせりふなのかもしれませんけれど、
もう少し言い方があったような。と思って
いたらティナ、後でちゃんとシェリーと
指切りげんまんしてましたね。ティナは
第9話で盗賊をやめる時も、リタとの間で
これをしてました。彼女にとっては強い
決心の表れなのでしょうね。
 さて、彼女達は戦いのまっただ中に
飛び込んでいくようです。次回もいろいろ
事件が起きそうですし、リタやティナは
運命に弄ばれてしまうのかもしれません。
けれどその先に、百合なエンディングが
待っている事を期待したいです。
 それにしても「ウエルベールの戦士達」
っていったい、、、。

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