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2008年2月 8日 (金)

ペンギン娘MAX 第2話

 この時期らしいエピソードになっていますが、
そこはやはりこの作品だけあって、パワフルな
展開になっていますね。しかもモテているのは
鯨だけじゃない?

 発行秋田書店チャンピオンREDに連載
中のコミック「ペンギン娘MAX」、第2話
「バレンタインに男子は不要」です。
 バレンタインデーを控え、ペンギンは
鯨へのプレゼントを作っていた。怪しげな
研究施設でできあがったものは、南極家
特製の本命チョコ。しかしその本体からは、
奇妙な煙が立ちのぼっていた。

 ペンギンが鯨にチョコを、、、というのは
第1話の雰囲気から考えてもあり得る流れ
なのでしょう。百合的にも問題ない所かな、と。
でもタイトルで「男子は不要」と言い切って
いる所がなかなか強力な気もしますね、、、。
この雑誌の読者層って男子が多いの
でしょうし、こういうノリをその人達が
受け入れてくれるのか、、、。まあでも
それは別としてもこの作品にはこのまま
思う存分百合テイストを描いていって
もらいたいですね。
 そう言えばこの作品の肩書き(?)には
「とびきり乙女漫画」とありますね。
Aガールな雰囲気を漂わせたかわいい
女の子が元気に弾けまくる、みたいな
位置づけだったりするのかも?

 さてバレンタインデー当日、鯨は
女の子達にモテモテになってます。
共学なのに女子達がほとんど女の子しか
相手にしてない所がシチュエーション
的に良いかも。鯨の下駄箱にプレゼントが
どっさり、という場面では、あのシリーズ
第1話なぎさを思い出してしまいました
、、、。
 純情そうな後輩ちゃん達や、シャー・チー
からのプレゼントを素直に受け取って鯨は
お礼を言っています。こういう場合に
まじめに対応している彼女は、ふだん
荒々しい振る舞いをしていても、相手が
寄せてくる好意にはちゃんと気づけるの
でしょう。こういう部分って、漫画に描かれる
典型的なモテ男のタイプのような気も
します、、、できれば女性同士ならではの
やり取りも見てみたいとも思いますが、鯨の
性格ではちょっと難しい? (っていうか
シャー・チーは彼女の事を男だと思い込んで
いるんでしたっけ。)
 そんな鯨でも、ペンギンに対しては少し
つれない態度を、、、。ペンギンの愛情表現が
ダイレクト過ぎて(というかアレ過ぎて)
さすがに恥ずかしくなっているのかも
しれませんね。ペンギンが鯨を振り向かせる
としたらもう少し自分の行動の仕方を
考えた方が良いのかもですが、それを
やらない所が彼女の良さなのですよね。

 少し驚いたのは、白熊も山ほどチョコを
もらっていた事だったり、、、。でも彼女の
場合は、(四天王ばかりでなく)人を
惹きつける魅力、みたいなものを持って
いそうです。彼女の気高い振る舞いに
憧れる女生徒もいるのでしょう。
 後はねねの不思議な体質? あの状況で
影響が全然出ていなかった理由をちょっと
知りたい気もします。というかあの煙が
女子にしか効いていなかったっぽい所も
百合的には重要なポイントかも?

 今回の事で、他の女子達がペンギンと
鯨の仲に疑問を持ち始めるのではないか
とも思えるのですが、この後物語は
どうなっていくのでしょうね、、、。
まああまり変わらない、かな?

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