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2008年1月30日 (水)

Yes!プリキュア5 第49話

 絶望したのは、希望を打ち砕かれたから。
自分の中の希望が失われるから、人は絶望の闇に
捕らわれる、、、。
 今絶望している人は皆、かつては胸に希望を
持っていたと言えるのでしょう。たとえそれが、
絶望の源、ナイトメアだったとしても。

 テレビアニメ「Yes!プリキュア5」、第49話
夢と希望のプリキュア5!」です。
 何とかカワリーノを退けたプリキュア。しかし
彼女達の前に、永遠の命を手に入れたデスパライア
が立ちふさがる。デスパライアノ操るコワイナーの
群れに、のぞみ達はたちまち取り囲まれてしまった。

 もう前回までで、りん達は自分のやりたい事を
意識するようになっていたので、今回は絶望に
うちひしがれる所まではあまりいかなかった
みたいですね。相手がドリームコレットの力を
手に入れたデスパライアであっても、あきらめ
たりはしなかったようです。
 逆に押され始めるデスパライア。「老いる事が
怖くはないのか?」なんてのぞみ達に問いかけて
ますが、さすがにローティーンの彼女達には
今ひとつピンとこないのではないかと。
 「希望の力」の源であるドリームコレットを
使ったデスパライア。この人も、ナイトメアの
トップに君臨する前までに、自分が何をしよう
としているのか、自分は本当は何がしたいのかを
考える余裕があったなら、もう少し違った
エンディングになっていたのかもしれませんね。
もっとも、それができないほどに絶望し、また
のぞみ達のように大事な仲間もいなかったから
あのようになってしまったと言えるのかも。例えば
もしうららがのぞみに出会っていなかったら、
彼女は今頃どうなっていたか、、、自分が作り出した
暗がりの中で絶望していたのでは、なんて考えると
のぞみ達も他人事ではないのでしょう。

 ところでデスパライアの仲間、ではなく
手下のカワリーノですが、この人が組織に
入ってから、ナイトメアが変わった、とか
言われてましたよね。それじゃあこの人が
来る前のナイトメアってどんな雰囲気だった
のか、ちょっと気になります。和気あいあいと
「仲間」意識を持って世界を絶望で埋め尽くそう
としていたとしたらちょっと不思議な感じ、、、。
 昔から組織にいて、カワリーノの上司でも
あったブラッディが、今回顔を見せてました。
この人に、以前のナイトメアについて語って
もらいたい気もしましたが、あまり時間が
なかったようで、、、。またブンビーは登場
しませんでしたね。こういうキャラには、
うまく生き残ってあちこちで登場してもらいたい
気もするのですけれど、さすがに次のシリーズ
で復活なんて事にはならない?

 ドリームコレットの力を手に入れられなかった
ココナッツですが、どうやら自分達の手で
パルミエ王国を復活させようと決心したみたい
ですね。国は荒れ果ててしまっても、土地は
まだあるみたいですし、国民も無事に帰って
きたので、復活は夢物語でもなくなってきて
いるのでしょう。実はコレットになんて頼らず、
自分達の力だけで希望を捨てずに国民を探し歩く、
というのも意外と正攻法だった? まあ
何にしてもココとナッツの本当の努力は
これから始まるのでしょう。(、、、でも次の
シリーズではまたのぞみ達の世界に来ちゃう
んですよね。王国再建もなかなか思うようには
いかないという事?)

 ココ達に夢やのぞみをあきらめない事を
教えてもらったのぞみ。彼女はついに自分自身の
夢を見つけたみたいですね。王国復活という
夢がかなったら、またこれまでのように希望を
持てない生活に戻ってしまうのかと心配してた
のですけど、大丈夫みたいです。でもこの後も
物語が続く事を考えると、夢に向かって一直線、
というわけにはいかない?
 ていうか自分の夢を語る場面で、何かどさくさで
ココにコクってたような気がします、、、。
敵も味方も見ている前で大胆な、とも思いました
が、あの言い方はあまり恋愛的なものは強調
されてない感じがしますね。彼女の意識は、
今の所はまだこれぐらい、だったりするの
でしょうか。
 のぞみは、別の場面でココと話し合っている時に、
「1人より『ふたり』の方がいいよ」と言って
います。これは「ふたりはプリキュア」という
タイトルの頃からずっとキープしてきた作品の
テーマなのではと思われます。この「ふたり」の
意味するものが、例えば夢のような妖精の世界に
いるイケメン王子様とかではなく、同じ世界で
同じ中学生として共通の悩みを持ち一緒に毎日を
暮らしている女の子との絆であってもらいたい
ですね、、、。

 妖精との関係で考えると、こまちかれん
近いかもしれません。こまちはナッツに対する
考え方を、第43話でいったん整理したような
感じですが、今回を見ると完全につながりが
とぎれたわけではないような雰囲気、、、。
次のシリーズでまた燃え上がるなんて事があったり
するのでしょうか。
 それならかれんとミルクにも何かあっても
良さそうです。が、のぞみやこまち達のような
ムードのある語り合いの場は今回は用意されて
いなかったみたいですね。この2人も第34話
ではのぞみ達に負けない告白をしていた気が
するのですが、この分だとこの先もあまり大きな
扱いはされないのかも?

 、、、という感じで、以前のシリーズから
考えると、今作はメインキャラが男女含めて
多くなった分、百合なテイストが多少薄められて
しまった感じもします。男女のペアが2組あった
事も理由だとは思いますが、女の子同士でも、
エピソードによってお相手(?)が変わってしまっ
いて、人間関係が希薄になるというか思い入れが
しづらくなってしまって、、、。
 (前に書いた事があるかもしれませんが)
これが「ふたり」なら、好きになるのも
嫌いになるのも相手は決まっているんですよね。
その分きちんと相手を思いやる行動が求め
られますし、たとえちょっと喧嘩でもしよう
ものならたちまちプリキュア解散の危機、、、。
そういう関係だから、相手の意見を尊重したり、
相手のために努力する姿勢みたいなものが
伝わりやすくなるのでは、とも思えます。
、、、まあここ的には百合であればかまわないの
ですけれど。

 今回のシリーズでは、プリキュアのメンバーが
1人ずつ集まってくる辺りのエピソード(第2話
から第6話ぐらい)が良かったような気がします。
次のシリーズでも、こういう思いやりや相手を
大切にするエピソードが多くあると良いですね。

(ここのブログでは結局全話レビューを書いて
しまいました、、、。この次はもう少しゆったり
落ち着いて、百合なエピソードについてだけ書く
事になるかもしれません。)

・「ふたりはプリキュア」レビューリストレビューセンター

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