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2008年1月 2日 (水)

コミック百合姫 Vol.10

 本誌も10号、2桁の番号になりましたね。
前号Vol.9からより紙面が充実して、かつ内容の
読み応えも出てきているような。今号からの
新連載にも注目したいです。

 発行一迅社コミック百合姫のVol.10を
見てみました。次号の発売が間近ですが大事に
読んでいます、、、。素敵な作品が多いもので。
 では部分的にご紹介、、、。

(・作品名(作者名(敬称略)))

・クローバー 第1話「彼女の隣」(乙ひより)
 人のいない電車の中で秘密の計画を実行しよう
としていた卯月。しかし突然入ってきた見知らぬ
女の子に、あられもない姿を見られてしまう。
 志穂って、実はけっこう人当たりは良くて、
初対面の人にもきちんと挨拶したりしてますね。
でもその分自分の主義は通そうとするし、気の
向かない相手には全く興味を示さないみたいで。
つまりそれだけ卯月は気に入られた、という事
なのかも。卯月の方も、自分とは違うタイプの
彼女に惹かれているのではないでしょうか。
 この作品は連載になるらしく、他の姉妹の
エピソードも扱われるみたいですけど、この
2人の物語ももっと見てみたいですね。

・アーケイディア~楽園の花~(水野透子)
 奈々子は自称、記憶喪失の幽霊。ルームメイトの
ゆいと一緒にいられる時間を大切にしているが、
彼女はゆいの体に触れる事ができなかった。
 端から見ればラブラブなのはまるわかりかも
ですが、それを指摘する人が2人の世界に割り込む
隙はないのでしょう。でも奈々子には、ゆいに
打ち明けられない秘密があるようで、そこが
彼女をためらわせている原因のようです。
ゆいが奈々子の真実を知っても本当に変わらずに
いられるかが重要になってきそうです、、、。
 と思ったら今号と同じ日に発売された
百合姫Wildroseでは、この続きとも思われる
作品が掲載されてますね。これから彼女達は
現実を目の当たりにする事になるのでしょうけれど、
この2人なら、何があってもうまくやれそうな
気がします。

・EPITAPH Letter.3 Adolescent(硝音あや)
 通信制学校の宿題も終わらず、アーシュにも
置き去りにされている感覚を拭えない十和。
そこへ1人の依頼人がやって来る。
 リンナと母親の関係も一つのエピソードでした
が、十和とアーシュそれぞれにも気持ちの動きが
出てきているみたいですね。十和の記憶のほとんどは
アーシュと一緒にいた時のものみたいですから、
いつも彼女の後を追いかける自分、というのが
十和にとっての普通の景色にだったのかも
しれません。けれどそれが変わっていく予感、、、。

・アップル・デイ・ドリーム(城之内寧々)
 天然パーマで髪の手入れに苦労している由真。
対する薫はどう見ても剛毛直毛、何も苦はない
ように思えるが、本人はクセッ毛だと主張する。
 薫に化粧っ気がないのは、素顔で勝負できるから
なのか、それとも無頓着なのか、、、。こういう
人を見ると、由真は放っておけないみたいですね。
そうやってこの2人はお互いにとってなくてはならない
存在になっていく、のかも。それで2人楽しく一緒に
いられるはずなのに、薫には逆にそれが気に
入らないらしく。確かに面倒な性格みたい?

・紅蓮紀 第3話(武若丸)
 クレオとともに蘇芳が外へ出てしまい、
取り残されるうらら。そこへ1人の少女が
突然現れ、「ともだち」になってくれと言う。
 魔界の力など何も持っていないうらら。
彼女がクレオに対抗するには、やはりこの手
しかないのでしょう。これは打算的な考え方と
見られてしまうのでしょうけれど、彼女に
すればぎりぎりの判断だったのかもしれません。
そしてそれがやがて、嘘から出た誠になって
いったりする、のかな。

・爪先立ちOctober(かずまこを)
 ななおの恋人、律子は、学校の養護教諭。
街中で偶然出会った彼女はとても「大人」で、
ななおにはとても手の届かない存在に見えた。
 律子がななおにこれまで「大人」の姿を
見せなかったのは、ななおをせかさないで
ゆっくりと導いてあげようと考えていたから
なのかもしれませんね。つまりそれだけ
ななおは律子に大事にされているのでは
ないかと。彼女がそういう事情に気づくように
なるのは、もっと先?

・秘蜜少女(CHI-RAN)
 5人姉妹の長女として妹達の面倒を見る
柚弓(ゆゆ)には、人に言えない秘密があった。
恋人の鞠花に大事なものを預けているのだ。
 恋人同士だという事はお互い自覚していても、
2人はなかなか先に進めずにいるみたいです。
相手に遠慮しすぎてしまっているのが原因
のようですけど、そうなってしまうのは、
相手の心情を察してあげる所までできていない
から? とはいえ発展途上な彼女達の事、楽しい
経験はこれからたくさんしていくのでしょうね。

・「百合姫」レビューリストレビューセンター

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