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2007年12月30日 (日)

百合姫S Vol.3 後半

 Vol.3は、休載やページ縮小となった作品が
幾つかありました。その辺りは次号以降たっぷりと
見られるようになると良いですね。まずは今号に
掲載されているものを楽しめれば。

 発行一迅社、「コミック百合姫S」Vol.3を
見てみました。後半の内容をご紹介したいと
思います、、、(それと付録も)。なお、
前半部分の記事もありますのでよろしければ
見てみてください。

コミック百合姫S Vol.3 前半

(・作品名(作者名(敬称略)))

・体内回帰(吉富昭仁)
 夏休みで誰もいない学校、明美と真由が
プールで遊んでいると、突然雨が降ってきた。
雨宿りをしている間に2人は体育館に忍び込み、
そこで「体育館の内臓」を見つけ出す。
 夏のにわか雨、やむ蝉の声、、、。何だか雰囲気が
ありますね。真由の言葉からは、友達としてでも
いいからそばを離れたくないという切なさが伝わって
きます。これはある意味、Vol.1掲載の「SUIKA」の
別バージョンと言えるのかもしれません。
それにしても、回想の1ページ以外全編スク水
というのは、なかなか潔いですね、、、。
 この終わり方って、何だか新しい「種(しゅ)」の
誕生さえ感じさせますね(大げさ?)。彼女達
自身が自分の「子宮」についてどう考えているか
ちょっと気になりました。でもまあまだそこまでは
意識してないのかも?

・南波と海鈴(南方純)
 冬も本番、一段と冷え込みが厳しくなり、二波は
風邪を引いてしまった。自分の療養中に南波が
寂しくないようにと勝手に考えた彼女は、自分の
絵をプリントした抱き枕を作り上げる。
 二波の「シスコン眼鏡」ぶりや真子のいたいけな
妄想など、サブキャラ達の突っ走った行動が
今回は目立ってましたね。いわゆる病気ネタだと
登場人物の思わぬ優しさとかが見えてきたりします
けれど、彼女達の場合はそれだけにとどまらない?
真子は海鈴への思いを順調に育てているようですが、
南波はそれをどう思うでしょうか。

・PIERCE(倉田嘘)
 カオリのクラスに転入生がやって来た。彩吹は、
10年前彼女のお隣さんだった女の子で、当時は
よく遊んだ仲。しかし久しぶりの再会なのに、カオリは
浮かない顔になるのだった。
 彩吹がカオリを最初に見た時の反応、その本当の
理由は、、、という所が後になって効いてくるの
ですね。学園祭でいつもとは違う雰囲気の校内、
派手な飾り付けを背景にそれぞれの気持ちを
伝え合う場面は、何か盛り上がる感じがします。
それにしてもカオリ、一番重要っぽい思い出を
忘れてるなんて、意外とうっかりさん?

・Girls Love Vol.1、Vol.2(森島明子)
 とある美専に通う花菜(はな)は、同じクラスの
香に秘密の恋をしている。相手はあまりにも
かわいくて、しかも女の子。自分の思いを打ち明け
られない花菜は、つい突飛な行動を取ってしまう。
 花菜がひた隠しにしているせいか、彼女の恋心は
香本人(だけ)には伝わっていないみたいです。
でも香にとって花菜は特別な存在らしいですし、
いつかわかってくれる日が来るのでは、と期待
したいです。この作品は再録だそうですけれど、
モチーフ的には、百合姫Vol.10に掲載された
「20娘×30乙女」にも通じる感じですね。

・マイナスりてらしー(宮下未紀)
 実はマイナス金運の持ち主は美晴(みはる)で、
彼女を康光(やすみ)から引き離せば松平家の
借金を返せるかもしれない。友加にはそこまで
わかっていたが、2人には打ち明けられずにいた。
 もともと松平の家とは関係があったわけではない
友加(委員長)。それでも美晴と康光の間を引き裂く
ような真似をしたがらないのは、前回2人の
思いの強さを見てしまったからなのでしょうね。
このままでは康光が破産するのを黙って見ている
ばかり、、、という所で新キャラが。彼女の言動は
怪しさ満点ですが、実力はどれぐらいなんでしょう。

・オトメキカングレーテル(すどおかおる)
 初めての戦闘でフォルミーカを倒し、マリヤ、
ナギとともにオーブユニットを結成したユウ。
一夜明ければ寮のベッドの上、しかも2人と
一緒に眠っていた。
 前回最後の場面でちょっと気になったのは、
この3人って同じクラスみたいなのですけど、
同学年なのでしょうか。ユウとナギの発育具合
(身長とかいろいろ)の差が大きいようですが、
ユウにとっては実は嬉しい? この3人の物語にも
注目したい所ですが、他にもアカツキとマコトの
姉妹など、組み合わせ(?)は多いようです。

・HONEY CRUSH(椿あす)
 最近何かと一緒に行動するようになったみつと
恭子。そもそもどうして他校生だったみつが
まどかに恋心を抱くようになったのか、恭子は
みつに尋ねる。
 前回まどかから派手に拒否された恭子ですが、
割とさばさばしているように見えるのは、自分
よりもみつの方が心配で気が気じゃないから、
なのかも? でも幽霊のみつにチャンスがある
のかというと、ちょっと難しそうな感じ。今回は、
みつと恭子の思い出が、まどかを挟んで微妙に
つながっていた所が面白いですね。

・読者コーナー「百合姫さまの寝室(仮)」予告
 ついに百合姫Sでも次号から読者コーナーが
始まるようです。どういう形式になっていくの
でしょうか。例えば百合姉妹百合姫では、
「真由璃と花」や「南波と海鈴」などのキャラが
コーナーを進行していましたけど、こちらでも
何か用意されている? ちなみに「今回のお相手」
は、百合姫編集部で奥付にも名前の出てくる
ぱいんさんとりっちぃさんでした。 、、、文章には、
百合作品カタログ」の発売延期や編集部ブログ
始まっていない事などかなり自虐的なネタが
ちりばめられていますね、、、。まあその辺りは
うまくやっていってもらえればと思います。
最初のお便り募集の締め切りは2/18までとなって
いるらしいです。

・特別付録「百合☆コレ」
 15人のイラストレーターさんによるカラー
イラストコレクションです。これだけの方々の
百合テイストイラストを見られるのは嬉しい
ですね。季節柄、密着度が高くなっているのも
ポイントかも。
 表紙はいきなりかずといずみさんです。学校の
校庭で互いを暖め合う体操服姿の身長差カップル。
健康的な足が良いのではないでしょうか。
 大島永遠さんのイラストは、暖かい部屋の中で
寄り添っている2人のぬくもりが伝わってきそう
です。ランプの明かりの当たり方がいいですね。
 MATSUDA98さんの噂の作品は、確かにあいまい
雰囲気、ですね。表情とか指先の細かい所など
一つ一つがいろいろ想像させます。
 おしゃれ教室さんは、百合姫本誌の「Do-Jin姫」の
コーナーにイラストを描かれている方ですね。
ベッドでいちゃつく2人の表情と、後ろの人達との
対比が面白いです。
 他のイラストも皆見入ってしまうような美麗な
ものばかりです、、、。堪能させてもらいました。

・「百合姫」レビューリストレビューセンター

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