Yes!プリキュア５ 第３４話

　どうしてこんなにも自分が一生懸命に
なっているのか、かれんは気づいてしまった
ようです。でもその事を思い悩んだり
恥ずかしがったりはしないみたいですね。
この分だと、２人の間では明るい関係を
築いていけそうです。

　テレビアニメ「Yes!プリキュア５」、第３４話
「ミルクを守れ！白馬の騎士かれん！」です。
　自分の屋敷内に設けられている乗馬場で
白馬を駆るかれん。のぞみ達は彼女のりりしい
姿に感心してしまうが、ミルクだけは浮かない
表情をしていた。馬に乗せてもらえることに
なったミルクは、かれんの目の前で突然
倒れてしまう。

　目の前で倒れられたからというのもある
のでしょうけれど、かれんのうろたえぶりは
ただごとじゃない感じですよね。それだけ
ミルクに対して気持ちが動いている証拠
なのかもしれません。が、こまちはその事を
どう見るのか、、、。ベッドを囲んで座る時も
当然のようにかれんの隣に座るこまち
ですが、（自分以外の）人前であんな落ち着かない
表情を浮かべているかれんと、その原因に
なっているミルクとの関係が気になって
仕方がないのでは、とも思えます。
　まあでも実は気持ちに余裕があって、
ちょっとぐらいかれんがよそ見をしても少しも
響かないか、あるいはいつでも他の人の事を
親身になって考える彼女を誇らしくさえ思って
いるのかもしれませんね。
　そんな風にこまちの後押しを受けて、
かれんはミルクの看病を始めます。その時
参考になったのは子供の頃の自分の経験。
自分が手厚く看病された時に、かれんは
愛情を感じていたことを思い出します。
そこでふと気づいたのは、今の自分の
気持ちだったようです。自分がミルクに
対して感じているものは、、、と。でもそれは
決して嫌な感情ではなかったみたいです。
かれんは自然と笑顔になることができていた
ようですし。またミルクの方も、かれんの
前では素直でいられるっぽいですね。ミルクに
とってかれんは、のぞみとはまた違う意味で
一緒にいたいと思える人物なのでしょう。
　そのミルクを危険な目に遭わせないために、
今回かれんは颯爽とした姿を見せていた
のではないでしょうか。というか敵との対決
では目の表情が何だか鋭くなってますね。
武器もいつもとは違う姿に変化してました。
それだけ本気だったという事なのでしょう。
　かれんとミルクそれぞれが、最後には
彼女達なりの山場を超えることができた
ようです。またそうなったからこそ、２人は
愛情に溢れた言葉をやり取りすることが
できたのでしょうね。
　こうなるとこまちの立場が気になって
くるのですが、次回はかれんとは離れた
位置づけに、、、？　それに今回にしても、
のぞみとりんのカップルに対抗するか
のようにこまちとうららという新たな
組み合わせができてました。、、、
かれんとこまちの、年上らしい落ち着いた
愛情表現ももっと見てみたいものです。