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2007年9月26日 (水)

なのはStrikerS 第25話

 以前描かれた姉妹の間でもそうでしたが、
今度は母と娘の間でも熱い衝突は避けきれない
みたいですね。これは拳と拳で語り合う愛、
なのかも。

 テレビアニメ「魔法少女リリカルなのはStrikerS」、
第25話「ファイナル・リミット」です。
 なのはとは別行動で、「聖王のゆりかご」の
駆動炉を目指すヴィータ。しかし防衛システムの
壁は厚く、また自身の体力の回復もままならない。
彼女ははやてとなのはを思い、自分の体にむち打つ
ように歩を進めるのだった。

 ヴィータ達にはやはりはやて、なのでしょうね。
今回のシリーズではこの関係があまり描かれて
いなかったような気がするのですが(A'sで十分に
表現されていたという事? 見ていないものでその
辺りはよくわからなかったりします、、、)、彼女達の
絆もお互いの間で大切にされているのでしょう。
そういうものも、これまでのエピソードの端々に
ちょっとずつでも描かれていたりすると百合的には
より盛り上がるのかもしれません。(まあもともと
彼女達は百合的な関係というわけではないの
でしょうけれど、強い信頼感みたいなものは
築かれているのでしょうね。)

 それからスバルの方は、第23話で姉のギンガ
取り戻すことができたみたいです。そのやり方は、、、
正気に戻す魔法みたいなのがあるわけではなくて、
殴って気づかせた? 取り戻したい相手にも
使うのはたぶん「熱血魔法バトルアクションアニメ」
ならでは愛情表現なのかも。(第24話エリオ
キャロもそれに従っていたりするのかな。)愛を
取り戻すために必要だというなら拳でも何でも
使ってやる、という気持ちの表れだったりする
のかもしれませんね。
(ところでスバルはギンガを正気に戻した後、
ティアナと合流していましたが、、、これって
2人にとってはけっこう感動的な再会の瞬間
だったのではと思うのですけれど、彼女達の
会話は割と普通でしたね、、、。ティアナは
結界の中で3人もの戦闘機人に追いつめられ、
一度は死を覚悟したほどでした。その時胸に
浮かんだのはスバルの笑顔。自分を絶望の淵から
救ってくれた彼女に、ティアナが会いたくないわけは
ないでしょう。スバルも、目の前の姉を止める
ことでせいいっぱいではあったとしても、
離ればなれになり閉じこめられてしまった相方が
心配だったと思います。それぞれの戦いが
終わったのを通信で確認はできるでしょうけれど、
実際に会える事の方が何倍も嬉しいし安心
できるのではないかと。)

 そしてなのはとヴィヴィオ聖王ヴィヴィオ)の
対決が描かれます。ここでもやはり、操られた
ヴィヴィオの思考を元に戻すのは「力」のようです。
この時のなのはは、ヴィヴィオが言っていた
言葉をどのように捉えたのでしょうね。なのはが
「本当のママじゃない」のは事実ですし、ヴィヴィオ
本人に拒否されてしまったら、筋としては
無理強いできなさそうです。
 なのはは、第24話のフェイトのような立場に
追い込まれてしまったのでしょう。でも彼女は、
荒れ狂うヴィヴィオに立ち向かいます。そして自分の
覚悟を彼女に伝えました。
 これまで、ヴィヴィオに内緒で別の里親を
捜したり、自分について「自分の事ばっかり」の
「空の人」なんて言ったりと、責任を放棄したがって
いるようにさえ見えていた彼女でしたが、やっと
真実にたどり着いたみたいですね。ヴィヴィオも
それがわかったらしく、今までなかなか言えなかった
言葉を伝えられたようです。
 その後の2人の姿は、誰から見ても、愛し合う
母と娘なのではないでしょうか。本当の親子か
どうかはもう関係ないでしょう。これからは、
2人の結びつきが新たな物語を紡いでいくの
でしょうね。もちろんフェイトママと一緒に、、、。

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品質評価 47 / 萌え評価 13 / 燃え評価 23 / ギャグ評価 22 / シリアス評価 53 / お色気評価 4 / 総合評価 27レビュー数 203 件  ついにスカリエッティが逮捕される。戦闘機人は12機中11機が身柄を確保される。  最後に残ったクアットロは、ヴィヴィオを操作し、なのはを苦戦させていた。  その頃、ヴィータはゆりかごの駆動炉を破壊すべく奮闘していた。だが、渾身の力を込めた一撃でも 炉心を破壊するには至らない。傷もかなり深く負っているヴィ... [続きを読む]

受信: 2007年9月27日 (木) 17時19分

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