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2007年9月20日 (木)

BLUE DROP ラジオドラマ第11話

 亜美に対して、いつもらしくない事を語る
YUI。なぜここで、とも思えるのですが、でも
相手が亜美だったからこそ、気づいてしまった
事が彼女にはあるのかも。

 10月からテレビアニメの放送が予定されている、
吉富昭仁さん作「BLUE DROP」のラジオドラマ、
fm osakaFMサウンドシネマにてネット配信中の
第11話「壊れた天使 中編」です。
 YUIと亜美、2人が共同生活を送る部屋。夜に
なって、YUIは亜美に、目を閉じて「天使」を
想像して、と言う。亜美が言われた通りにすると、
目の前に天使が現れた。これは、YUIの持つ
「エミルフォース」が亜美の考えを具現化したもの
だという。この力は、地球人との戦争で異星人が
使った兵器にも応用されていた。

 亜美は、YUIと愛し合うことについては最初
きっぱり拒んでいました。でも後になると、、、。
彼女は気持ちを入れ替えて百合に目覚めたの
でしょうか? それも何かちょっと違う感じが
しますね。
 彼女にとっては、何も起きない、平凡な
生活を送ることこそが一番避けたい事態のよう
です。日常から逃れるためだったら何でもする、
レジスタンスに加わる事も、YUIに抱かれる事も
、、、。でもこういう場合って、本人にとっては、
レジスタンスとかいった名目よりも、自分が
普通とは違う、と思える状態にいる事の方が
重要だったりしそうです。「目的と手段が
入れ替わってる」というのか。
 亜美はそれなりに真面目に考えて言っている
のかもしれませんが、この思いが強くなりすぎると
周りは振り回されてしまって被害を受ける
ような気もします、、、。亜美が周囲の人達の
思いに気づいて、自分の進むべき道をきちんと
見つけられるようになると良いですね。
 今回は少なくとも最初と最後でYUIに対する
見方が変わってきているみたいなので、亜美の
中で変化は起きつつあるのかも。とはいえ
結末がどうなるのかはまだちょっとわからない
ですね。特にYUIの身に何が起きるのかは。

 今回最後の方で、YUIがこれまでの彼女っぽく
ないような深刻な言い方をしていました。
称子ではなく、亜美の前でだけそういう
言い方をしていたのは、たぶん亜美にも
関係があるのでは、と思います。
 亜美は、昔YUIが愛していた女の子に似ている
所があるようです。ものの考え方が近いのか、
それとも単に見た目が似ているのかはわかりません
が、亜美を見てYUIがその女の子の事を思い出した
のは確かみたいです。
 なので亜美がYUIに迫った時、YUIは悟って
しまったのではないでしょうか。その女の子に
抱いた愛を満たすことはもうできない、と。
 今のYUIが、いつも似たタイプの女の子を
追いかけ回してしまうのは、その娘の面影を
求めていたからだったのかもしれません。
そしてこれまでは、追いかけても相手はYUIの
胸に飛び込んでくることはありませんでした。
だからこそYUIは、昔の気持ちを持ち続けたまま
生きていくことができたのでは。
 でも今回、亜美はYUIの要求に応えようと
します。YUIにしてみれば元々そのつもりだったし
「願ったりかなったり」なはずでした。けれど
自分に身を寄せてくる亜美を見て、彼女は
自分が求めていた娘ではない、その娘には
もう会うことができないのだと、初めて
思い知らされてしまった、とか。
 YUIの言葉の本当の意味は次回わかるのかも
しれませんが、そこにはどういう結末が待って
いるのでしょうね。感動的な百合があると
良いです。
 ってか美里の立場も気になるのですけど、
次回出番はあったりするのでしょうか?

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