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2007年9月 3日 (月)

BLUE DROP ラジオドラマ第8話

 異星人と地球人との関係、そして過去が
明らかになってきます。異星人は地球人に
自分達の考え方を強制していると言われて
いますが、でも美里にはそういう感覚が
あまり見られないようにも思えます。YUIは
この事をどう捉えているのでしょうね。

 秋からテレビアニメの放送が予定されている、
吉富昭仁さん作「BLUE DROP」のラジオドラマ、
fm osakaFMサウンドシネマにてネット配信中の
第8話「天使の選択 前編」です。
 称子に異星人達の真実を告げるYUI。実は
異星人達は1000年前に地球を侵略し、
いまだに地球人に自分達の美徳を押しつけて
いるのだという。その美徳とは「自己犠牲」
だった。突拍子もない事を言われた称子は、
YUIの話す事がにわかに信じられなかった。

 冒頭、YUIに映像を見せられた称子が
的はずれな事を言って、それを聞いたYUIが
「かわいい!」と抱きしめる場面があります。
これはまあ称子の天然ボケみたいなものなの
かもしれません。けれど、こういう想像も
働いてしまったりするのです。、、、もしかしたら、
称子達地球人は、こんな風に事実から目を
そらすように仕向けられて育てられている
のかも、と。
 1000年前の侵略以来、異星人達は
地球人への支配を確かなものにするために、
文明の進化を止め、世界に対する疑問や
反抗心を起こさせないように考え方を
統制してきた、とか。その結果、称子達は
一見平和そうな生活をして、普通に異星人を
受け入れるようになっていて。でも裏では、
知らない間にその体を物のように扱われて
いる、、、なんて、SFな感じですね。

 その上で、美里やYUIの行動が気になって
きたりします。彼女達は敵同士のようなの
ですが、美里はかまわずにYUI達のアジトへ
正面から乗り込んでYUIに会いに行ったり
(結果は、、、なわけですけれど)。YUIも、
美里がなかなか服を着ないのを目の前にしたら
ムラムラきてしまっているようです。
 YUIは2年間この町から離れていて、その間
美里は学校で保健の先生をしていました。
なので2人はしばらく顔を合わせていなかった
と思われます。それでもこれだけ彼女達が
相手の事を考えているのですから、2人の
間の結びつきは相当強いものなのかもという
気がします。だけど2人は一緒になろうとしない
んですよね。その辺りについては前回の
レビュー
で少し書きましたが、2人が
感じている立場の違いみたいなものが
影響しているように思えます。
 それと今回YUIと美里の違いでもう一つ
描かれていたのは、「自己犠牲」についての
考え方でしょうね。美里は、自己犠牲は
とても素晴らしいもので、どんどん推し進める
べきだと考えているようです。けれど実際に
犠牲になるのは地球人の(異星人も、ですが)
子供達、、、。YUIはそれが気に入らない
ようです。異星人が勝手に自分達で自分の命を
危険にさらしているならまだかまわない、でも
地球人にも同じ事をさせようとするのが、
YUIには許せないのかもしれません。特に、
自分の知っている人間が昔同じやり方で
消された事があるらしいですし。
 そうなってくると、確かにどうするのが
良いのかわからなくなってきますね、、、。
YUIも美里も素直になれれば良いのでしょう
けれど、周りがそれを許してくれないかも。
互いの思いがはっきりするのはもう少し
後になるのでしょうか。
 それと、称子の存在、ですよね。彼女は
ワクチン適合者という危ない位置にいます
が、その危険を切り抜けられるのかどうかが
彼女の目標になりそう? 彼女は一応
YUIや美里から好意を持たれてはいる
みたいですけど、それに応えるつもりは
なさそうですし。物語の行く末を見守る
役目だったりするのでしょうか。

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