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2007年8月21日 (火)

なのはStrikerS 第20話

 ヴィヴィオもナンバーズも、そしてスカリエッティ
さえ、最高評議会から見れば取るに足らない存在
でした。ところがこの人達はこの世の誰にも制御
できないような力を動かし始めます。そんな危ない
事をしようと思ったそれぞれの理由をここで聞けたら、
もう少し物語の深みが見えてくるのかもしれませんね。

 テレビアニメ「魔法少女リリカルなのはStrikerS」、
第20話「無限の欲望」です。
 古代ベルカの質量兵器「聖王のゆりかご」が
起動した。船体は浮上し、主砲を発射できる
位置までの移動を始める。この兵器をロストロギアと
判断した管理局の命により、機動6課は戦列に加わる
こととなった。

 今回の行動について、セインはあまりよく理解
できないみたいですね。それはいろいろ複雑な事情が
あるからなのでしょうけれど、この辺りを物語の流れの
中でうまく解説してもらえると見ている方もわかりやすく
なるような気がします(そういうのは難しいのかも
しれませんけれど、、、)。今回はスカリエッティ
説明役になってますが、やはりその場で言葉メインで
話されてもなかなかイメージがつかみづらかったり、、、。
聖遺物を管理する司祭のエピソードも、本当はもっと
深い意味がありそうですし。(でもあんまり長い間
話し込んでるとナンバーズ達が目的地に着いちゃいそう?)

 一方、強大な力を手に入れたらしい相手に立ち向かう
機動6課。いくらずば抜けた才能を持つ魔導師が
たくさんいるとしても、時空管理局の一部署なわけ
ですから、彼女達だけで世界全体の命運や時空管理局
全局の行く末を理解するのは難しいのでしょう。そこで
はやてがとった策は、、、目の前の相手を止めること、
でした。こういう不透明な状況では、自分達の対応
できる範囲にきちんと対応していくのがセオリー
なのかもしれませんね。
 特に今回は、目の前の相手のまっただ中に、なのは
スバルにとって大事なヴィヴィオギンガがいます。
この巡り合わせは彼女達にとっては実は運命的と
言えるものなのかもです。

 運命の戦いに出撃する直前、エリオキャロ
フェイトの所へやって来ます。何か言う事がある
のかと思ったら、どうもフェイトの事が心配
だったみたいですね。なのはもスバルに心配
されてました。フォワード陣は純粋に隊長達の
事を気にかけていたのでしょうけれど、教え子に
心配されるなんて、なのはとフェイトにとっては
ちょっと恥ずかしかった? もしフォワード陣が
少しでも隊長達を頼りないなどと思っている
としたらちょっと問題かもしれませんが、ここでは
2人が心配の「お返し」をすることでチャラに
したみたいな感じでしょうか。
 それとこの後でスバルがティアナの所へ
戻ってくる場面がありましたが、あそこで
もうちょっと2人の距離が縮まっていれば、
百合度が高まりそうです。

 その他百合的には、お互いの事を気にかけ合う
なのはとフェイトの甘いやり取り、でしょうか。
一緒にいたはやてとヴィータも何だか当てられ
気味、のようです。それにしてもこの2人、
敵とエンゲージ直前だというのに痴話げんか(?)
なんて、相当余裕があるという事なのかな。
リミッターが解除されて力に溢れている状態
だというのも関係あるのでしょうか。けれど
注意しなければならないのは、(上にも書き
ましたけれど)今相手方の中心には、
助け出さなければならない愛しい人がいる、
という事ですね。力任せに「全力全開」で
ぶつかっていったりしないように注意しなきゃ
なのかも。
 それから同じ場面で、なのはを心配する
フェイトが、「私は、私達は、、、」と言って
いましたが、あの部分は「私達は、私は、、、」の
順番の方が(誰よりもフェイトがなのはを思って
いるという感じが出て)百合な愛情をより
味わえそうな気がします。

 さてこれから、2つの勢力が真正面から
衝突する予感、、、。これだけどちらの力も
強いとなると、何が起きても不思議ではない
ように思えます。なのは達には、我を忘れて
力を振るうのではなく、常に愛する人の事を
思っていてもらいたいですね。

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受信: 2007年8月25日 (土) 15時49分

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