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2007年8月 8日 (水)

なのはStrikerS 第18話

 母と娘、姉と妹、、、様々な関係が入り乱れ
始めました。たとえ作られた生命であっても、
たとえ本当の意味での肉親ではなくても、相手を
慕い求める思いは強いのでしょう。
 気持ちの上で言えば、なのはとフェイトも同じ
なのではないでしょうか。

 テレビアニメ「魔法少女リリカルなのはStrikerS」、
第18話「翼、ふたたび」です。
 攻撃が収まった地上。本局と機動6課は急ぎ
復旧を図っていたが、施設ばかりでなく人的被害が
大きい。
 特にギンガヴィヴィオを連れ去られた6課
メンバーには、胸をふさがれるような思いを
抱く者が多かった。

 今回からオープニング主題歌が変わってますね。
映像でスバルが大きくフィーチャーされているのは
前と同じですが、もう一つ気になる共通点が。歌詞の
一人称が「僕」なんですよね、、、。何故なの
でしょう? 思い出してみると、作中で出番が
多い人の中で自分の事を「僕」と言っている
のは、エリオぐらいかな、、、。実は隠れ主人公
だった? それとももしかしたら、ヴィヴィオ
辺りが実は男で、とかいう展開は、、、やはり
ないでしょうか。
 今回の襲撃ではヴィヴィオ、そしてギンガの身に
大変な事が起きているようですが、その他にも
変化があるようで。ザフィーラヴァイス、、、
しばらく出番がなくなってしまうのでしょうか
(特にザフィーラは、ここしばらくの回で、画面に
出てきてもせりふなし、だったりしましたものね)。

 さて、今回はスバルやなのは、そして彼女達を
取り巻く人達の苦しい胸の内が描かれていました。
愛しい人を無理矢理奪われてしまったら、誰だって
平静ではいられないですよね。ここは皆で支え合って、
どうするのが一番良いかを落ち着いて考えるのが
重要でしょう。この一連の事件は、ヴィヴィオや
ギンガを救い出しさえすれば終わり、というわけ
ではありませんし、ましてやスカリエッティを
倒しさえすれば終わり、でもないのでしょう。
その辺りを見失ってしまうと、ただの復讐戦に
陥ってしまいそうな気がします。

 そして今まであまり触れられなかった関係性も
描かれてきていますね。ナンバーズ達とスバル、
ギンガ。彼女達の間に深い関係があって、さらに
お互いともそれを知らずに戦場で遭遇するような
事になったら、それぞれにとって厳しい結果が
待つことになるのかもしれません。まあ物語上
そういう流れになりそうではありますが、そこは
愛情で解決していってもらいたいかもです。
ルーテシアの母娘エピソードも。

 彼女達の関係が百合的に見所になるかはまだ
よくわかりません。そういう現状ではやはり
なのはとフェイトに期待、なわけですが、、、
今回は2人がそれぞれ相手をどういう存在と
捉えているかが見えてきている気がします。
 なのはは、他の皆の前では隊長として気丈に
振る舞うものの、一人になってヴィヴィオの事を
思い出すと悲しみがこみ上げ、そしてフェイトが
そばに身を寄せてくれると、ついに、、、。彼女に
とってフェイトは、自分をさらけ出せる唯一の
場所なのでしょうね。
 そのフェイトだって自分の「娘」を連れ去られて
しまったわけですから、なのはと同じような
気持ちでいるのでしょう。でも今はなのはの
悲しみを受け止めてあげるという大人な対応を
、、、。たとえ気休めであっても、泣き崩れる
なのはに何か声をかけてあげなければならなかった
のでしょうね。
 けれどそのすぐ次の場面のヴィヴィオは、、、。
フェイトの言葉はなのはを安心させたかもしれません
が、ヴィヴィオ本人にとっては何の救いにも
ならなかったようです。
 というかこの場面の演出、何か表現上適切で
ないような気が、、、。日本の深夜アニメだから
大丈夫なのかな、、、。オープニングアニメでも
近い感じのカットがありましたし、ヴィヴィオの
受難は続くのでしょうか。

 ところで今回何とか平静でいられたはやて
ですが、彼女は「子ダヌキ」とか言われてましたね。
やはり別作品との声つながりだから?

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受信: 2007年8月 9日 (木) 16時09分

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