« 苺ましまろ Sweet-CD2 | トップページ | なのはStrikerS 第19話 »

2007年8月12日 (日)

らき☆すた 第17話

 こなたの誕生日。バレンタインに続いて
また物をもらってますが、皆がプレゼント
したがるのは、何だかんだ言ってこなたに
人望があるから? でもかがみのプレゼントの
渡し方を見るとどうも意識してしまっている
ようで、、、彼女の気持ちはどういう所に
あるのでしょうか。

 テレビアニメ「らき☆すた」、第17話
「お天道様のもと」です。
 誕生日を迎えて18歳になったこなた。
この歳では、祝ってもらう以外は別に嬉しくない
というかがみに、こなたは不敵な笑いで反論する。
年齢制限付きのゲームを堂々とできるのが嬉しい
らしい。

 かがみのプレゼントの渡し方が、何というか
バレンタインの時と同じですよね、、、。こういう
のは慣れて普通に渡しても良さそうですけれど、
そうならないのは、いつまでたっても慣れない
気持ちを、かがみが胸の中に持っているから
なのでは、という気がします。
 その気持ちって、何なのでしょうね。いつも
非難めいたつっこみを入れているその相手に、
親愛の印みたいなプレゼントを渡すのが
恥ずかしい? でもかがみがこなたのような
趣味を持つ人間に寛容だという事はこなたにも
わかっているようですから、今になって恥ずかし
がらなくても良いように思えます。それでは、
プレゼントを誰かに渡すこと自体が恥ずかしい
とか? でもこれも、かがみに姉妹がたくさん
いる事から考えるとあまり想定できないのかも。
姉妹間での物のやり取り、貸し借りみたいな
ものは前からしていたようですし。
 なのでかがみって、こなたに対してだけ
こういう態度を取っているともとれますよね。
プレゼントを渡す瞬間に、相手に対して普段
接しているような物腰になれなくて戸惑って
しまう。またそこを、割と鋭いつっこみを持つ
こなたに見透かされてしまうのでは、と考えて
不安になり、余計にぎこちなくなる、とか。友達
関係も恋も自分主体で進めたいという思いを
持ちながら、でも胸の中ではそんな駆け引き
とは関係なしに友情や愛情を分かち合いたい
という気持ちが働いて、、、。それでわざと
つっぱねたような態度を取ることになっている
のではないでしょうか。もしかがみが、
プレゼントを渡した時の事を後で思い出した
としたら、たぶんその時自分のした事が
恥ずかしくて仕方がなくなるのでは、
という気がします。それでもつんとした
振る舞いをやめられないのでしょうね。
彼女の本当の気持ちがこなたに伝わることが
あるとすれば、こういう日常を超えた経験を
一緒にしないと難しいかもですね。まあたぶん
本編でそういう事にはならないのでしょう
けれど。
 かがみもこなたも、お互い相手の本心は
うすうすわかっていて、でもその先へ進めない、
という関係がポイントなのかもしれません。

|

« 苺ましまろ Sweet-CD2 | トップページ | なのはStrikerS 第19話 »

百合レビュー」カテゴリの記事

作品 らき☆すた」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: らき☆すた 第17話:

» レビュー・評価:らき☆すた/第17話「お天道様のもと」 [ANIMA-LIGHT:アニメ・マンガ・ライトノベルのレビュー検索エンジン]
品質評価 21 / 萌え評価 49 / 燃え評価 7 / ギャグ評価 20 / シリアス評価 11 / お色気評価 5 / 総合評価 19レビュー数 319 件 姉の「成美ゆい」と妹の「小早川ゆたか」は片方が片方の何かを吸収し合っているという。虚弱体質の「小早川ゆたか」と健康一番の「成美ゆい」。そういえば、「高良みゆき」と「岩崎みなみ」の二人も、片方が片方の何かを吸収し合っているような・・・。 ... [続きを読む]

受信: 2007年9月 3日 (月) 14時24分

« 苺ましまろ Sweet-CD2 | トップページ | なのはStrikerS 第19話 »