アオイシロ －花影抄－ 第３話

　今回表紙がナミ、、、！　という事で彼女が何か
巻き起こしてくれるのかと思ったのですけれど
、、、もうちょっとみたいですね。これだけ引っ張る
なら、かなり大きな秘密を抱えているのでしょうか。
　それと今回の見所は剣戟かも。

　発行JIVE、月刊コミックラッシュで連載中の
「アオイシロ－花影抄－」、第３話です。
　同じ咲森寺に逗留中の汀から試合を申し込まれ、
不承不承受けて立つことになった梢子。相手の腕は
確かなもので、梢子は苦戦を強いられる。だが
汀は試合をするよりも、何かを確かめたがって
いるようであった。

　今回は試合の場面で動きのある演出がかなり
見られましたね。効果線がたくさん使われていて。
これまで、例えば「アカイイト －花影抄－」の
前編、後編を見た感じだと、片瀬優さんの絵柄は
戦いの場面でも線を多用するよりは構図で
雰囲気を盛り上げる感じかなと思っていました。
でも今回のようなスピード感のある絵も良いですね。
　そして物語的には、剣の使い手が多く出てくる
こともあって、やはり剣を交えての戦いが多く
描かれるのでしょうね。今回の梢子と汀のような
打ち合いみたいなものがこれからもたくさん
登場する？　そうなると、どんな戦法が繰り出される
のかも見せ所になるのでしょうね。ちなみに今回の
打ち合いを見ていて、個人的に自分のSSを
思い出してしまいました、、、。技もいろいろ
あって、調べるのに苦労した思い出が、、、。

　後は、アカイイトのキャラ、サクヤと思われる
人が登場、でしょうか。ほとんどせりふだけでした
けれど、名前、しゃべり方、服装はそんな感じ
でしたね。前作のキャラという事でこれ以上の
出方はないような気もしますが、世界観の
つながりを感じられて楽しいかも。花子がそこで
どういう情報を得るのかにも興味があったり
します。
　そう言えばこの場面で花子が話していた内容
って、この前行われた声優オーディションの
サンプルにも使われていたものですよね。
という事はゲーム本編でもこの辺りの場面が
見られるのではないでしょうか。

　さて百合的なエピソードですが、やはりナミが
完全復活していない分、もうちょっとという
雰囲気でしょうか。でも梢子は、目覚めた
ナミを前にしてものすごく意識しまくって
いるみたいです。突然童話の下りを思い出したり、
何年も前の自分の経験をその物語と結びつけ
ようとしたり、、、。それだけナミは魅力を
持っていて、梢子は彼女に惹かれ始めている、
という事なのかも？　この後ナミが保美に
対してどういう態度を取るのかも気になり
ます。
　ほんまPの一言コーナーによると、8/26発売
予定の１０月号では、どうも扉絵がカラーと
なるようです。描かれているのは今度もナミ
１人。今度こそ何か百合なストーリーを見せて
くれる？