BLUE DROP ラジオドラマ第6話
「異星人であること」が、ここではどういう
意味を持つのでしょうか。社会に溶け込み、
学校にも通い、地球人との間にハーフもいる
らしい異星人。違いがあるとすれば、、、
恋愛感情?
秋からテレビアニメの放送が予定されている、
吉富昭仁さん作「BLUE DROP」のラジオドラマ、
fm osakaのFMサウンドシネマにてネット配信中の
第6話「天使の約束 前編」です。
(番組の方での話数の付け方に合わせてこちらも
これまでの数え方から変えてみました。)
高校3年生の称子は、同じ学校の養護医である
美里に交際を求められている。しかし女性同士の
関係に踏み切れない称子の返事は否定的であった。
それでも彼女の友達は、2人の事を何かともてはやす。
美里先生は異星人なのだから、異星人の女は
女にしか興味がないのだから、と。
この番組を配信しているページには、前2編の
「神子(かみのこ)」と「海人(かいじん)」の
紹介しかなかったのでその後が続くのか気になって
いたのですが、この感じだと残りも配信される
みたいですね。ちょっと安心したかも。ちなみに
ここからの3編は、登場人物をYUI達に固定した
物語展開になるようです。
今回の「天使の約束」前編では、本格的にYUIの
出番となる前に、称子と美里の関係が少し語られる
感じですね。それで、保健室から称子が出てきた後の
友達の反応が聞けたりするのですが、その様子から、
この町での異星人の位置づけがちょっと気になったり
します。
友達は割とさらりと、美里先生とつきあっちゃえば、
みたいな事を称子に言っています。この周辺の描き方
を聞いていると、女性同士の恋愛(なのか異星人と
地球人との恋愛なのかはわかりませんが)は禁断の
香りだけどとても興味があって、見てみたいと
思っている、なんて感じがします。(毛嫌いする人が
いないのは、実は類友だからだったり?)
設定上は異星人との戦争に負けて地球人が支配
されている、らしいのですが、そこまでの劣等感
のようなものはないみたいですね。そんなわけで、
恋愛に関して言えば異星人と地球人の区別は
それほどない、のかな?
そうなってくると称子自身の考え方が重要に
なりそうです。彼女は女同士のおつきあいには
否定的な態度を取っているようですが、そういう
関係はあり得ないと思っているのか、今まで
経験がないから尻込みしているだけなのか(何しろ
相手は先生だし)、それとも他に好意を寄せている
人がいるのか、どういう気持ちでいるので
しょうね。次回以降明らかになっていく?
百合的に感動できる展開が待っているとありがたい
かもです。
、、、にしても、毎日血を抜かれていたらすごい
貧血になりそう、、、(量にもよるのでしょうけれど)。
吸血、というわけでもないのでしょうけど、
何か意味があるのでしょうね。
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