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2007年6月 4日 (月)

なのはStrikerS 第9話

 ここで今シリーズのタイトルの意味が
明かされてますね。その言葉の価値を知らされた
小隊の新人達は、気持ちも新たに進んでいくことが
できるでしょうか。

 テレビアニメ「魔法少女リリカルなのはStrikerS」、
第9話「たいせつなこと」です。
 なのはの訓練用魔法弾をまともに浴びた
ティアナは医務室で目を覚ます。模擬戦で
自分のした事に対するなのはの対応に不満を
隠すことができない彼女は、自室のベッドで
一人物思いにふけっていた。
 その時、敵の来襲を告げるサイレンが
鳴り響く。

 ちょっとした不安が、ティアナに焦りを
呼び起こしてしまったようですね。そのために
周りがよく見えなくなり、自分がどこに
立っているのかさえ見失ってしまう。本当は
周囲の人々に温かく見守られ、大事に思われて
いるのに、その事に気づけなくなっていた
みたいです。

 「自分は平凡な人間だ」という彼女の考えは、
どうやら思い違いだったらしいです。まあ彼女も
やっぱりエリートだった、という事なのでしょうね。
それぐらいの才能がなければ機動6課にスカウト
されるなんて事はあり得ないでしょうから、仮に
ティアナがその辺りを自覚するようになった
としても、誰も文句は言わないでしょう。
 それにしても皆優秀なんですね。そういう
キャラだけでなく、本当に平凡だけれど、常に
努力するのをあきらめず、いつか他の人達のために
活躍を、なんていうパターンもちょっと見て
みたいですけど、今のメンバーの中にはそういう
人はいないみたい? それにこのタイプの展開は
この作品のカラーではないのかもしれませんね。

 皆のあまりの「不器用さ」に、つい黙って
いられなくなったシャリオ。彼女はティアナ達に
過去の出来事を語り始めます。これって何か、
なのはがいかにすごい人かって事を延々と
説明してるだけのような気も。なのはが逆境に
耐えてきた人だというのはわかるのですけれど、
それと教導とはちょっと別物のようにも思えて
きてしまいます。本当だったらこういう事を
言わなくてもわかってもらうようにしなきゃ
なのでしょうけど、シャリオはそれを待つ
ことができなかったのかもですね。
(ところでシャリオが皆に見せていたなのはの
映像、カット割りの仕方とかがアニメ番組
みたいな感じですけど、彼女はどこからこの
資料を調達してきたのかな?)
 またこういうパターンだと、新キャラ4人は
どうしてもなのはを超える存在にはなれない、
と宣言されてしまっているような雰囲気が、、、。
もちろんこの作品は「魔法少女リリカルなのは」
なので、なのはが運命を切り開いていくことが
大切になります。けれど彼女は今回かなり
祭り上げられてしまった感じで、こういうのが
強く表現されてしまうと、悩んだり苦しんだり
自由に行動することが難しくなってしまうような
気がします。年上の女性として、教官としての
大人な振る舞いを強制されてしまうと、物語を
ダイナミックに演出するのが難しくなるような
、、、というのは考えすぎでしょうか、、、。

 さて、ティアナの張りつめていた気持ちは
少し落ち着くことができたようです。次回は
隊員達の休日のエピソードになるようで、
彼女達のよりくつろいだ姿が見られるのかも?
それと、どうも小隊の仲間と出かけたりする
ようで、ティアナとスバルはオフでも仲良し
みたいですね。百合的にも何かあったら良いな、
と期待してしまいます。

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