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2007年5月11日 (金)

エル・カザド 第6話

 冒頭で、恋をすることには「もうこりごり」と
言っていたナディ。そういう月並みな事を語って
しまうのは、恋に対して全然未練があるから
なのかも?

 テレビアニメ「エル・カザド第6話
「恋する男」です。
 とある街を訪れたナディエリス。そこの
酒場で音楽を演奏するマリアッチのミゲルは、
ナディに親しく話しかけてくる。ミゲルはかつて
ナディが愛した男だった。

 やはりエリスは相当の物知りみたいですね。
「恋の炎って、、、」と謎な質問をしていた
割には、ナディの百合疑惑(?)に素早く反応してた
ような。男に懲りたのなら何には懲りないのか、
きっちり想像してしまったのでしょうね。
 エリスはちょっと尻込みするようなそぶりを
見せていました。が、あの反応の仕方は、
百合(と言っていいの?)が何かをよく知っていて、
その上で嫌がっている、みたいな感じではない
ですよね。目の前にある未知の世界に戸惑っている
ような雰囲気があります。このまま前に進んで
いいのかどうかわからない、でも目をそらすことが
できない、とか。
 まあ少なくとも今回のエピソードではエリスの
そういう心情には触れないみたいですし、ここは
コミカルな演出をしようとしているのかもしれません。
けどいつかはこの2人の、それぞれの立場を超えた
深いつながりを見せてもらいたい気がします。
一緒に旅をしたけれど、旅を通じて感じた事は
全然別でした、なんていうのではあまり面白くない
ですものね。

 その他ではナディの過去の様子が出てきてますね。
あそこから今の姿になるには、かなりいろいろな
経験を積んできたのではないかと思います。
たくさんの恋愛も含めて。その辺りがこれから
描かれることはあるのでしょうか。

 後は、最後の場面でのエリスの表情とか。こういう
顔つきはこれまであまり見せなかった気がします。
(こうなったのは別に、寝ている間にいたずらされた
ことを思い出したから、じゃないですよね?)
これは実は、ナディの胸の奥にある気持ちに触れた
瞬間、だったのかもしれません。2人が互いにふれあい
思いを共有する兆しなのではないでしょうか。

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