ウエルベールの物語 第7話
どんなに他愛ない事件だったとしても、
2人で一緒に経験したことに変わりは
ありません。その経験を通じて相手を
もっと知ることができたのなら、旅の
途中でも、旅が終わった後でも、とても
大切な記憶になるのではないでしょうか。
テレビアニメ「ウエルベールの物語」、
第7話「追跡の章」です。
隣国の町、ロームへ入ろうとしていた
ティナとリタは、町の衛兵だという男に
道で呼び止められる。
面倒を起こさないためにも素直に
荷物の改めに応じた2人だったが、
男が去った後、金貨の袋がなくなって
いることに気づいた。それどころか、
大事な訴状を入れた書函までが消えて
いたのだ。
1クールの真ん中、物語も転換点に
なるかというこの回に、丸1話かけて
こういうコミカルなエピソードを描く
なんてもったいないのでは、と思った
のですが、見終わってみるとこれで
なかなか大事な内容なのかもという気に
なりました。これまでの苦難に比べたら
穏やかとも言えるエピソードの中で、
2人が互いを認め合えるようになって
いくのは、見ていても落ち着いた気分に
なれますね。
しかも予告を見ていると、次回は
2人の仲がもっと進展しそうな予感。
ここで十分絆を強めておいて、たぶん
その後に来ると思われる厳しい運命に
耐えて立ち向かってもらいたい所です。
それと、前にも使っていたリタの
せりふ「ティナの~がうつったのです」が
また出てきていますね。そんな風に、
2人で同じ気持ちになれるというのも、
お互いに相手の事を認めているからこそ
できる事なのかもしれません。
ストーリーの中では、、、盗賊の割には
スリに気づかなかったり、止まっている
標的を撃ちそこなったりとティナの腕が
疑われてしまいそうになっていますが、
きっちりスリ返して自分達の物を取り返す
辺りはさすが、ですね。リタの方にしても、
多少いきなりな感じはしなくもないですが、
失敗談を披露しているようで、これまでの
立派な王女様ぶりはちょっとお休みみたい
です。でもその分、2人の間に親近感が
湧いてきているみたいですね。
後は、ローデンの占い、、、。5大元素
(地、水、光、闇、炎)まで引っ張り
出してきて占った結果見えたのは、、、
リタとティナのドジっ娘ぶり? と思ったら
そうでもなかったみたいですね。この後
2人が苦しい事態に遭遇するという予感
なのでしょうか。
それと、ここでシェリーが活躍する姿を
見せてくれるか、と思ったのですがそれほど
でもなかった感じです。彼女の場合は
活躍すると言うよりも和ませるのが役目
だったりするのかな。
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