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2007年4月30日 (月)

エル・カザド 第4話

 エリスの謎が少しだけ明らかになりますが、
本当の解決はまだまだこれからなのでしょうね。
 それにしてもブルーアイズ、張り込みが
あからさま過ぎのような。変装もしないで
人の少ないレストランに座っていれば、そりゃ
ばれちゃいますって。

 テレビアニメ「エル・カザド第4話
「狙う女」です。
 2人組の賞金稼ぎに追われてナディ
エリスが逃げ込んだのは、修道院だった。
何とかやり過ごそうとするのだがついには
見つかってしまい、建物の中で撃ち合いが
始まる。

(ところでこの作品のサブタイトル、「~する女」
というパターンで続くのかなと思ってました。が、
公式サイトのSTORYのページを見ると第6話から
「~する男」というタイプも出始めるようで、、、。
本編そのものとは関係ありませんけれど、百合な
雰囲気は期待しづらくなってくる?)

 たとえかわいい女の子2人を追いかけ回し
銃で脅そうとしている人達であっても、
尼さんにとっては「迷える子羊」に変わりはない
はず。手を広げて迎え入れ、悩みを聞いてあげる
のがつとめのようにも思えます。
 でもこの修道院の尼さん達はそうはしません
でした。理由は、、、相手が男だから? どう
なんでしょうね。女っぽいしゃべり方や走り方を
する人であっても、彼女達のテリトリーの中で
男に大きい顔をさせるわけにはいかない、という
意味があったりするのでしょうか。

 そんな風に敵対する側と味方の側を区別している
彼女達が、エリスの事情を知ったらどう思う
のでしょう。「教会」は「魔女」を閉め出す、
という構図がすぐに浮かんできますが、この時代の
南米の教会でそういう考え方があるのかどうかは
ちょっとわかりませんね。
 ナディはエリスの事を「変じゃない」って
思っていますが、他の人達はどうなのか、、、。
第3話でのエリスの口ぶりからすると彼女も相当
ひどい目に遭ってきたのかもしれません。
 世界中すべての人に受け入れられなくてもいい、
少なくとも彼女とナディが安心して暮らせる
場所が、どこかにあると良いですね。

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