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2007年4月13日 (金)

らき☆すた 第1話

 人の寝顔ってかわいかったりしますよね。
こなたもかがみの寝顔が見られてラッキー
だったかもしれませんが、ありがたがり方は
やはりマニアック?

 テレビ放送の始まったアニメ「らき☆すた」の
第1話「つっぱしる女」を見てみました。
 こなたは好物のチョココロネを食べる時、
いつも中のクリームをはみ出させてしまう。
 コロネをどこから食べるかつかさやみゆきに
質問している内に、こなた達の話題はあらぬ
方向へ発展していってしまうのだった。

 こういうノリは個人的には楽しめたりします。
普段の生活の中でのふとした事から湧き上がる
疑問とかがふくらんでいって、妙なオチに
行き着いてしまう、など。日常の中に顔を
のぞかせる非日常みたいな部分が面白いのでは
ないでしょうか。
 けど、こなたの披露する知識がマニアック
過ぎてついていくのが難しくなったりしてしまい
ます。たぶんすごい事を言ってるんだろうな、
と思いつつ見守ってみたり。
 それと、こういう会話は普通にうだうだ
喋る感じが良かったりしますが、アニメでは
そういう演出がしづらいのかもしれません。
今回こなた達は、けっこうなスピードで喋り
まくっていたような気がします。それがこの
作品のカラーなのかどうかはわかりませんけれど、
まったり感みたいなものを醸し出すのはアニメ
では意外と難しいのかもですね。

 とまあそれはそれとして、ここ的に気になる
のは百合についてだったりします。
 まず男性の登場の仕方は極端に少ないですね。
舞台になっている高校はたぶん共学なのでしょう
けれど、男子生徒の姿はあまり見かけません。
 こういう状況って、4人の女の子が通う
美術科のある高校が舞台になる別作品のアニメに
似ている気がします。あちらでは男子はほとんど
書き割りみたいな扱われ方だったような。
 それで、こちらの作品も同じなのかというと、
微妙に違っている感じを受けます。こちらでは、
例えば男子の背中だけが映っていても、止まって
いるわけではなく少し演技っぽいものを
見せたりしてます。何か、隙あらば主人公達の
物語に入ってこようとしているようにも
見えます。
 それから、白石みのる、ですね。あきら
からはさんざんな扱いを受けているように
見えて、実はけっこうせりふが多いですし、
番組の締めの言葉を語ったり、そして本編
にも登場するらしく、、、。かなりおいしい
位置にいるのではないでしょうか。
 百合的には、そこまでして男性の位置づけ
を持ち上げなくてもいいのでは? と思いたく
なってしまいますが、そういうわけにもいかない
のでしょうか。百合をよく知らない人にとっては、
ちょっとでも男の出番があった方が良いという
事なのかな。まあその辺りの意図はあまり
はっきりしているわけではなさそうですね。

 その他では、かがみの見舞いに来たこなたが、
無防備なかがみの寝顔にときめいてしまう辺りが
百合っぽい? でもその後のこなたの考え方は
さすが、なのかもしれません。
 とまあそんな感じで、個人的には、百合を
楽しむと言うよりも、女の子達のゆるい生活の
中のギャグに笑わせてもらうといった雰囲気
でしょうか。
 らき☆すたのゲーム紹介とか見ていると
(ていうかその前に原作を見なさいって
言われるかもしれませんが、、、)、登場人物は
たくさんいそうですね。アニメの方にも
いっぱい出てくると楽しそうです。百合な
展開などもあれば、、、。

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