京四郎と永遠の空 第10話
ソウジロウの意外な素顔、、、ジンとも
昔からの知り合いだったみたいですね。
ていうかソウジロウとミカの歳が気になって
いるのですけれど、どちらも高校生、、、
ってわけじゃないですよね?
テレビアニメ「京四郎と永遠の空」、第10話
「天使の牢獄(バスティーユ)」です。
メギンギョルドの器である空をはじめ、
せつな、かおん、たるろってを次々と手中に
収めるカズヤ。その計り知れぬ計画が、今
動き出そうとしている。
その頃、彼の本拠地へ向かう1人の女性の
姿があった。
前回第9話で、憧れていたカズヤから思いもよらない
仕打ちを受け、空にも忘れ去られて、絶望の淵に
突き落とされた格好の京四郎。でも彼はくじけ
たりしませんでした。、、、というか立ち直るの
早すぎません? ヒーローってこんなものなんで
しょうか。でもまあ京四郎の場合は、カズヤが
登場する前に「兄さんとは心の中で語り合ったよ」
とか言っているので、既に気持ちの整理はついて
しまっていて、兄に対する未練はあまりないのかも
しれません。となると後は空目指して前進あるのみ、
だったのでしょうか(話数の都合もあるのかも
しれませんけれど)。
さてこれで、カズヤの本拠地で最終決戦へ、
という流れになっていくのでしょう。けれど
もちろんカズヤは迎撃の準備はしていて、
一筋縄ではいかない、と。
ところでカズヤは、何をしたいのでしょうね。
世界を牛耳りたいのか、それとも完璧な姿の
空を見ながら世界を終わらせたいのか。何を
求めているのかによって、その動きの捉え方も
微妙に違ってくるような気がします。京四郎に
対してどういう考えを持っているかとかも。
その理由には、ワルテイシアが時々考え込む
仕草を見せていることも何か関係するのかな。
絶対天使達の振る舞いも気になってきますね。
空は京四郎の事を忘れたように見えていても、
どこか深い場所には思いが残されている様子。
それに気づいたせつなは、、、ついに京四郎を
彼女に託す気になってしまった? これは自分に
見込みがないと判断した結果の行為なのか、
それとももっと前向きな意味があるのか、
知りたい所です。ここまで来て彼女だけ聞き分け
が良くなってしまうと、彼女が誰にも何も語らず
退場してしまって、その思いの行方を見届ける
ことができなくなってしまいそうで。本編では
彼女がカズヤに押さえ込まれて沈黙してしまったり
するし、どうも彼女の気持ちは聞かせてもらえない
方向、、、?
それで百合的には、、、今回は少なめでしょうか。
かおんとひみこが引き離されているからなの
でしょうね。
(「バスティーユ」でかおんがけっこうおとなしく
なっていたのは、実はカズヤにキスされるのが
嫌だったから、なんていう理由があったり
しますか?)
それと、今回はひみこが腕力を使う場面が
けっこう多かった気がします。例えば
マナバスターを地面に突き立てる所なんて、
かなり力が入っていたような。彼女には、
非力でどうしようもないけれど、思いを寄せる
人のために何とか立ち上がる、みたいな
部分を見せてもらいたいかも、、、。
ミカが普通に扱っていたマナバスターを、
支えるだけでも全体重をかけなければ
ならない、とか。腕力だけが思いを伝える方法
ではないと思いたいです、、、。
後は、かおんの一言「ごめんなさい、ひみこ」
、、、これが今回はかなり効いている気がします。
どんなに苦しい目にあってもそれを乗り越え
ひみこを選び続けてきたかおん。その彼女が
あきらめの言葉を、、、。ここで彼女は、
終わってしまうのでしょうか。
さて、この物語は、この後どんな展開を
見せてくれるのでしょうね。まあ主人公ペアは
晴れ晴れとした気持ちで結ばれるのかも
しれませんけれど、問題はその近くにいる
女の子2人組ですよね。主人公達の喜びを
引き立てるために引き裂かれた結末を迎える
なんて事にはならないでもらいたいです、、、。
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