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2006年9月23日 (土)

貧乏姉妹物語 第10話

 第10話という事もあって、これまでの登場人物が
集まってる場面がありましたね。クラスメイトの志麻、
お隣さんの蘭子に、正男、大家の源三、そして銀子。
金子がいないのは、、、たぶんとても忙しいのでしょうね。
全員の声が聞きたかったような気もしますが、
まあそれはそれというところでしょうか。

 テレビアニメ「貧乏姉妹物語」、第10話
風邪と約束とお母さんの日」です。
 雨の中無理して新聞配達をしたきょうが、風邪を引いて
しまった。姉を気遣うあすは、食事を運んだり体を拭いて
あげたり、あれこれと彼女の面倒を見る。
 おかげですっかり回復したきょうはアルバイトに復帰する
ことができたのだが、仕事から帰ってくると、アパートの
様子がどこか変であるのに気づいた。

 小さい頃に交わした、無邪気な約束。きょうはそれを
忘れずにいて、いつも約束を守れるように心がけている
ようです。
 そうするのは、その言葉が母親との数少ない思い出の一つ
だったから、かもしれません。でもそれ以上に、相手の事を
一番に考えていて、その笑顔を失わせたくないという
強い思いが、きょうの気持ちの中にあるのかもですね。
 けれど思いだけではどうにもできない事もあって。
きょうは突然の出来事に、自分の力のなさを思い知らされて
しまいます。笑顔でいて欲しいといつも思っている相手が、
もしかしたら自分のせいでつらい目に遭っているのかも
しれないと感じたら、これも苦しいでしょうね。そこで
きょうは何を考え、どう行動するのか、が重要になって
きそうです。

 演出的にも、ここでのきょうの気持ちの動きの表現は
いい感じだった気がします。母親やあすの言葉を思い出す
辺りとか。(ここでもし、母親の幻影みたいなものが現れて
都合良く語ったりしてしまうと悩ましいところでしたけど、
そうはなりませんでしたね。)
 きょうが思い出したのは、昔、確かに母親が言ってくれた
言葉、見せてくれた表情でした。そしてあすが言っていた
事も。そこに込められていた思いをきょうが感じ取る部分は
見所なのではないでしょうか。
 以前別の記事で、病気や怪我の劇的さについて
少し書きましたが、この2人の場合は病気とかすると本当に
生活に響いてきそうなので注意しないとかもですね。
アニメでは詳しく描かれていませんでしたが、原作でも
入院費の事などありましたし。

 今回はきょうの思いが中心に描かれていましたが、
あすもいろいろ考えているようです。
 自分がいるせいで相手に迷惑をかけてしまっている
のではないか、とか。これは、力が弱くて自分一人では
決して生きていけないことを十分知っている彼女には、
とても気になる事だと思います。
 相手が自分に対して同じような愛情を持ってくれて
いるかどうか、あすはなかなか自信が持てないのでしょう
けど、それについてはこれからゆっくりと、きょうとの間の
愛情を育てていくと良いのではと思います。
 あすが結んだ約束は、きょうの約束ほどしっかりした
記憶に残っているわけではなさそうです。でも「約束を
大事にする」という気持ちは、(口に出して確かめ合うことは
ないのかもしれませんが)2人とも同じぐらい強いの
でしょうね。

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