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2006年9月18日 (月)

シムーン 第24話

 コール・ルボルのメンバーの中で、たぶん2人だけ
シヴュラであり続けていた、ヴューラともう1人、
通称アイちゃん。第8話の後コール解体となっても
泉には行かず、コール・テンペストとは別の場所で
活動していたわけですけど、アイちゃんはその後
どうしているのでしょうね。ヴューラ並みに、
盛り上がる登場をして欲しい気もします。

 テレビアニメ「シムーン」、第24話「選択」です。
 コール・テンペストは廃止、との決定が中央より
下された。しかもメンバーは全員、泉へ行くよう
要求される。
 巫女としての役目を終え、大人になることについて、
気持ちの整理をつけようとするメンバー達。そんな中
ユンの行方がわからなくなった。

 礁国、嶺国にとって有利な状態で和平が結ばれたことから、
この後は宮国を弱体化させる要請がどんどん出されてくる
のでしょうね。
 まず手始めは、宮国で最強のコールを解体すること。これは
実質的に宮国の力を奪うのと一緒に、これまで仲間を消されて
きた礁国、嶺国の人達の気持ちを落ち着かせること、そして宮国の
人達の精神的なよりどころを取り払って反抗する気を起こさせない
ようにするなど、たくさんの意味があるのでしょう。
 それとシヴュラ達を泉に行かせるのも、2度とシムーンを
操らせないためには重要なのでしょうね。

 この決定には、司兵院以下、アヌビトゥフグラギエフまでもが
素直に従わざるを得ないようです。考えてみればグラギエフは、
少女達を戦場へ送り出すことに前々から抵抗があったようですし、
ある意味では安心できる決定だったと思っているのかもしれません。
(司兵院までもが割と平然としていたのはちょっと不思議でしたけど。)
敵の兵士達を大量に消し去り、(第11話で)自分の国にある
街さえも破壊してしまった彼女達が極刑に処されたりしなかった
のは実は奇跡的といえるのかも。

 そういった事情から彼女達は、「大人になる(=性別を選ぶ)」
という現実を突きつけられます。
 でも何だか、意外とさっぱりと受け取っている人が多いよう
ですね。実はこれまでの物語の中で、この「選択」については
十分なほど考えさせられてきたから、なのかな。
 というか元々、泉に行きたくないと言っていたのはアーエルだけ
でしたね。それに物語当初の時点ですでに17歳になっていた人も
何人かいましたから、あまり抵抗感はなかったのかも。
 、、、これって第9話の雰囲気にも近いような気がしますね。
シヴュラじゃいられなくなるかも、でもそれは普通の生き方に
戻るだけのことで、みたいな。
 彼女達って、周りの反対を押し切ってまで自分達の考えを
行動に移すことがあまりなかった感じもします。
 周りもシヴュラをやめろとかやめるなとか矛盾するような事を
言ってきましたけど、彼女達自身にしても、そのたびに
やめる気になったりやる気になったりでしたね。これが
「少女は揺れる、少女は漂う」の意味なのでしょうか。
 その後アルクス・プリーマ内を走り回る(?)彼女達。第6話
続いて青春ものっぽい雰囲気です。放送開始前のプロモーション
映像
第1弾に書かれていた、「これは青春の苦い記憶と、
甘い痛みの物語」というのはこういう事なのでしょうか。
 でもまだこの先もあるので、どうなるのかわかりませんね。
 わからないと言えば幾つか。オナシアの実体験とか、アーエルの
「じいちゃん」の正体とか、カイムはまだアルティの気持ちに正面
からぶつかっていないんじゃないのとか、ちょっと気になってます。
 後は、アーエルへのネヴィリルの思いの伝え方が、ちょっと淡泊
だった気が、、、。まあでもアーエルの気持ちには火をつけた
みたいなので、この後劇的な愛の場面が見られるのではないかと
期待したいです。

 と、それから前回第23話の記事で、アーエルが持っていた
花はスミレでは、と書きましたが、調べてみるとパンジーの方が
合っているような気がしてきました(まあパンジーもスミレ科
なんですけどね、、、)。パンジーの花言葉は、「私を思ってください」
などだそうです。あの時のアーエルが無意識に感じていたことと
近いように思えます。(だけどその後、同じ花をハルコンフが
胸に挿し、、、。けっこう意味深ですね。)

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コメント

こんばんは

素敵な記事に感銘をうけ、トラックバックさせていただきました。
実は、アーエルとネヴィリルの関係の描き方が、妙に淡白だったのは、私も気になりました。
でも、きっとギンガム様もご指摘されてるとおり、ラスト2話で、劇的に何かが進んでいくのかと、期待もしております。
それにしてもパンジーの花言葉が「私を思って!」とは!
そんな素敵な演出で、それがハルコンフさんの胸にとなると、本当に意味深ですね(笑)
楽しい記事をありがとうございました。
あと2話ですが、本当にどきどきです。

投稿: Echidna | 2006年9月18日 (月) 21時47分

泉へ向かう列車の中で静まり返って
座席だけが写されるシーンがありましたが、
これなんか観てると哀しくなってきます・・・。
>アーエルへのネヴィリルの思い
やはりネヴィリルから伝えられるか。
アーエルは精神的に幼いですからね。
これ書いている時点で25話観ちゃってます
が、やはり・・・。

投稿: nobu | 2006年9月19日 (火) 22時19分

こんばんは、この前はそちらでお世話になりました、
コメント&TBどうもです。

>アーエルとネヴィリルの関係の描き方

 これは気になりますよね。あれだけ、という事もないでしょうし、
このところ儀式(素直に言えば、キスです、、、)の場面が
ないので、何か大きな仕掛けがあるものと期待してます。
(実は第25話はまだ見てません、、、。)

>パンジーの花言葉が「私を思って!」とは!

 私もこの言葉をを見つけた時は、「これは!」と思いました。
ネヴィリルから離れて1人ふらふらと歩くアーエル。
あの呆けた表情の意味するものが、あの花に表されている
としたら、ちょっと感動しますね。
 ハルコンフも実は、親離れするネヴィリルに振り向いて
ほしいと思っている、、、のかなw?

投稿: ギンガム | 2006年9月19日 (火) 22時20分

>泉へ向かう列車の中で静まり返って
>座席だけが写されるシーンがありましたが、

 同じものを食べたり、とりとめのない話題で
笑い合ったりする、そんな何でもない事がふと
大事に思える瞬間、なんでしょうね。
 たぶん、第2話で同じ列車に乗っていたエリーも、
これに近い思いだったのでしょうね。

>やはりネヴィリルから伝えられるか。
>アーエルは精神的に幼いですからね。

 そうですね。アーエルにとってはこれまで
抱いたことのなかった感情なのでしょうし。
この道では先輩(?)のネヴィリルに手ほどきしてもらう
のが良さそうでしょうか。

>これ書いている時点で25話観ちゃってます
>が、やはり・・・。

 う、何かあるんですね。私はまだ見ていないので、
これからじっくり目撃していきたいと思います。

投稿: ギンガム | 2006年9月19日 (火) 22時31分

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