はやて×ブレード 第５巻

　今回はひつぎの出番が多くて個人的にも嬉しかったです。
でもひつぎの剣の実力はまだまだ明かされていない感じ
ですね。（ギャグの才能(?)の方はしっかり発揮されて
ました。）

　発行メディアワークス、林家志弦さん作「はやて×ブレード」
第５巻です。
　今回は、ひつぎの剣が（ちょっとだけ）見られたり、
彼女と静久の過去が描かれたりと、二人の活躍が楽しめました。
カバー内の漫画も健在ですし。

　まずはBGMでのひつぎのボケ方のわかりづらさが笑えました。
さすがひつぎ、かなりきわどい線で攻めてきますね。
静久もこれで乗ってきたのか、仕合の最中にかなり
恥ずかしいことを言ってるような。
　二人がここまで余裕を出せたのは、紅愛の策略も
原因だったかもしれませんね。彼女も、Sランカーまで
昇ってきた割には情報の裏付けがきちんととれていなかった
みたいで。
　今度上がってくる時は、紅愛にはその辺りもぬかりなく
やってもらいたい気がします。あ、でもそうすると彼女は
「努力」にハマってしまうことになるかな。もしそうなら、
ひつぎ達とはやはり同類であると認めることになって
彼女にとっては嫌かも？
　彼女とみのりは今後どういう形で顔を出すようになる
のでしょうね。というかけっこうキャラクターの数が
増えてきているので登場させる場合も何かと配慮する
必要がありそう？
　この第５巻でも桃香、五十鈴、乙葉、未知、りおな、桜花、
みずち、蒼、槙、ゆかりなどしっかり出てました。この後は
炎雪、瞑子、シド、ナンシーにもスポットが当たりそう
ですね。（それにしてもシド＆ナンシーって、これは
本名なんでしょうか、それともニックネーム？　シドが
持っている「FERNANです」の楽器（しかもベース仕様）の
辺りのエピソードはちょっと面白かったです（その芸人
バージョンのベースもあるらしいです）。）

　個人的には、テラスで学園祭について話し合っていた
桃香と五十鈴の所へやって来た雉宮乙葉が、猿楽未知の
分のカップも持ってあげているという辺りが微笑ましかった
です。何だかんだ言いながらラブラブなんだなと。
　後は夕歩が不在になって野生化している順でしょうか。
いつも一番に考えている相手（「飼い主」？）を
他の人に預けていると、つい地が出てしまう？
でもやはり夕歩にはかなわないようで。

　こうなってくると、はやてと綾那のヒロインとしての立場が
気になってくるところです。が、仕合そのものの場面は
なくても、互いの結びつき（殴り殴られ？）を強めて
いっているようです。
　でも学園祭で仕合をするのかどうかはわからなく
なってきてますね。

　さて、次はゆかり達の動きとメイド服が注目点(?)でしょうか。
その他、玲ファンクラブからも何かありそうかな。