シムーン 第18話
一線を越えようとするパライエッタ。その結果は、、、。
というかその場面より、少し前、彼女の妄想(?)が
映像化されていたところが、何というか驚きでした。
彼女はかなり思い詰めていたのかもしれませんね。
テレビアニメ「シムーン」、第18話「葬列」です。
工作員としての身分を隠してアルク・スプリーマに
乗り込み、その場で自決したはずの嶺国の巫女
アングラスが、「遺跡」の中で遺体となって発見された。
宮守達は彼女を宮国で葬ることを決める。しかし
その列に、アーエルとマミーナは参加することを
許されなかった。身分の低い家の出だからだという。
、、、ところで、「古代シムーン」って何なんでしょう?
大昔の巫女達が使っていた機体、なんて意味? その割には
きれいに整備されていたような気もします。実はこれも
テンプスパティウムと遺跡の影響なのでしょうか。
乗っていた人が誰なのかも気になりますね。第4話から
考えると礁国の兵士ではなさそうですし、、、となると
嶺国の巫女? たしか1機だけ撃ち落としたはずなので
それを調べればわかるでしょうか。、、、でもそれって、
アングラスが乗っていた機体、、、じゃないですよね?
アングラスに対しては、盛大に祈りが捧げられて
いましたけど、ドミヌーラとリモネについてはそういう
ものはないみたいですね。マミーナが言うように
混乱しているから忘れられているということなの
でしょうか。二人に対するグラギエフの表現は、
第17話でのワウフの言葉を信じたからなのか、
それとも願望の表れなのか、、、。
そのリモネとドミヌーラの行方について、アーエルと
ネヴィリルは、二人の経験から、独自の結論に達した
ようです。これが本当なのかどうか、いつ確かめられるのか、
気になる所です。
一方、アーエルとネヴィリルの間柄を意識してしまい、
ついに思い切った行動に出たパライエッタですが、
彼女は、最後にはやはり理性の働く人、みたいですね。
アーエル、マミーナそれぞれと違う道を選んだのには、
身分や家柄は関係ないと思いたいです、、、。
それにしても貞操の危機いっぱいなネヴィリル。第1話で
アムリアが叫んでいた言葉が、そのまま彼女の身にも
当てはまってしまいそう、、、。
アーエルがどんな身の上なのかはまたわからなく
なってきましたね。宮守や司政官達は、彼女のことを
聞いて何か妙な行動をし始めてますし。
アーエルには、マミーナ達のような位置づけから
立ち上がって、上の人達の意識をどんどん変えていく
ような存在であってほしいのですけれど、、、本当は
「特別な人」だった、ということなのかな、、、。
彼女の祖父が言っていた言葉には、第2話でのエリーの
経験が重なってきますね。まだ「選んで」いないアーエルは、
自分の目指す場所へ飛んでいくことができるのでしょうか。
| 固定リンク
「百合レビュー」カテゴリの記事
- 星屑テレパス 第2話(2023.11.17)
- 16bitセンセーション ANOTHER LAYER 第1話(2023.11.15)
- 星屑テレパス 第1話(2023.11.09)
- アサルトリリィ BOUQUET 第5話(2023.10.30)
- アサルトリリィ BOUQUET 第4話(2023.10.23)
「作品 シムーン」カテゴリの記事
- SUGOI JAPAN ノミネート作品のアニメジャンルは百合テイスト多め?(2014.12.03)
- シムーン DVD-BOXが発売です(2011.01.28)
- シムーン DVD-BOXのパッケージイラストが紹介されています(2010.12.23)
- シムーン Webラジオ公開イベントが本日開催されます(2007.08.25)
- シムーン リミックス収録のアルバムが今日発売されます(2007.08.22)
コメント
パライエッタの痛々しいこと・・・。
シリーズの前半とはえらい違いですが。
やはりネヴィリルに依存し過ぎたんでしょうか?
それとアーエルとネヴィリルは、秘密を共有するのを切っ掛けに本当の結びつきを持つような感じも
ありますね。
最終的にどうなるか。
それにしても司兵院の連中の腹立たしい事。
こうした人達がえてして事態を悪くするもの
ですが・・・。
投稿: nobu | 2006年8月12日 (土) 20時28分
>シリーズの前半とはえらい違いですが。
最初の頃の勇ましい姿はどこへ、、、という感じですよね。
彼女の身にいったい何が、、、。
>やはりネヴィリルに依存し過ぎたんでしょうか?
「ネヴィリルを守る」ことにこだわりすぎて周りが見えなくなって
しまったのかもしれませんね。巫女としての自分の立場も忘れてしまう
ほどに。
>アーエルとネヴィリル
これまでこの二人はけっこうぶつかり合ってきましたけど、この辺りから
お互いを認め合えるようになると良いですね。
>それにしても司兵院の連中の腹立たしい事。
彼らの場合何か選択を誤り続けているような、、、。巫女達の
直面している現実をどれほど理解しているのか疑問に感じてきますね。
投稿: ギンガム | 2006年8月14日 (月) 22時14分