シムーン 第13話
だんだんと「キス」がいろいろな意味を持つようになってきている
ようです。(作品内でも意識的にこの単語が使われるようになって
いるみたいです。)少女達の気持ち(恋心?)にも少しずつ変化が
起きるようになるのかもしれませんね。
テレビアニメ「シムーン」、第13話「理(ことわり)」です。
すさまじい力を持つ祈り、「翠玉のリ・マージョン」の存在を
知ったアーエルは、それを実行しようとネヴィリルに持ちかける。
しかしそれを聞いた彼女はとたんに身を固くし、アーエルの
言葉を拒絶する。なぜならそのリ・マージョンによって、彼女は
愛するアムリアを失っていたからだった。
ここに来て初めて、「アムリアが死んだ」とはっきり言葉に
出されたような気がします。第1話でもアムリアが倒れるような
映像上の描写はなく、その後も彼女について「死」という言葉は
使われなかったように思います。
演出というのもあるでしょうけれど、作品中ネヴィリル達に
とっては、何となく禁句のようになっていたのでしょうね。
フロエ達にしてもアムリアを信頼して身を寄せていた部分も
あったみたいですし。
(それにしてもそれだけ慕われていたアムリアではなく、
ネヴィリルが「シヴュラ・アウレア」、黄金の巫女と
呼ばれていたという事は、ネヴィリルは相当優れた
巫女なのでしょうか。)
でもネヴィリルや他の巫女達がここから先に進むには、
アムリアがいなくなってしまったことをしっかり受け止め
なければならないのかもしれませんね。
ところでアーエルは「翠玉のリ・マージョン」については
よく知らなかったみたいで。
シヴュラはたぶん練習生の時にリ・マージョンの勉強をする
のでしょう。でも戦争になったことで、アーエルやマミーナの
ように抜擢されるシヴュラは学ぶ時間を十分与えられなかった
のでしょうか。
それにこのリ・マージョンは「とても古くて解析が済んで
いない」らしいですし、シヴュラ達の間でさえもあまり
知られていないのかもしれませんね。
それでも第2話で、自然にその軌跡を描けていた
アーエルって、、、やっぱり何かあるのでしょうか。
マミーナの方は、シヴュラであり続けることにあまり意味を
見出せなくなっている様子ですね。彼女のハングリー精神は
失われつつある(つまり、それだけ満たされようとしている)
のでしょうか。
後は、個人的に、前回のカイムとアルティの間柄に何か解決が
見えると良いなと思っていたのですが、その辺りはまだ
もう少し先の事みたいです。アルティの思いが報われて
ほしい気がします、、、。
それから、リモネとドミヌーラ。リモネが気持ちを
試す相手としてドミヌーラを選んだのは、単にパルだから
というだけでなく、相手を純粋無垢に信頼していたから
なのでしょう。たぶんあの瞬間、ドミヌーラもそれに
気づいたのかもしれません。彼女がリモネのその気持ちに
応えられるのかどうかは、この後の物語なのでしょうか。
一方のアーエルとネヴィリル。こちらは簡単には
いかなそうな、、、。アーエルも、前にマミーナの
行き過ぎた行為からネヴィリルを助けたのと同じ方法で
現れたかと思ったらいきなり、、、。あの時の
マミーナとやってる事が同じのような?
ネヴィリルがアーエルにどういう回答を出すのか
気になる所です。でも最後のネヴィリルのせりふ、
たぶん彼女は自分の本当の気持ちはまだ理解していない
のではという気がしてきます。
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