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2006年6月29日 (木)

シムーン 第11話

 前回第10話辺りから、だんだん戦い寄りのストーリーに
なってきたようです。宮国は周りの国々と戦争状態にあるのだから
仕方ないのかもしれませんけど、コール・テンペストの
メンバーには、戦うためにだけいるようなことにはならないで
もらいたいですね。

 テレビアニメ「シムーン」、第11話「共同戦線」です。
 旧式艦メッシスで前線を移動するアーエル達。とある土地に
着陸すると、むさ苦しい兵士達が次々に乗り込んできた。彼らを
敵に占拠された町へ送り込むことが、コール・テンペストの
次の任務だった。

 宮国で戦闘に参加しているのは、シヴュラ達だけでは
なかったんですね、気づかなかったかも。
 これまで(第4話など)アーエル達が銃も持たずに敵の兵士と
対決する姿を見ていて、宮国の人達は戦争をどういう風に
捉えているのか謎でした。実はコールとはまた別に組織が
あるのですね。
 兵士達の武装や戦い方などは、礁国の兵隊に近いかも
しれません。今回のエピソードでは歩兵がメインでしたが
他に戦車のような武器は宮国にはあったりするのでしょうか。

 とまあ設定は何かとあるのかもしれませんけど、コール・
テンペストのメンバーにはあまり戦争物っぽい振る舞いは
しないでもらいたい気もしています。武器を使って戦争する
人だけが偉いというわけでもないと思いますし、、、。
と言ってもコール・テンペストは「最強の」コールなの
ですよね、、、。戦いは避けて通れない所でしょうか。

 今回見ていてちょっと思ったことがありました。
 例えば戦争が終わった後、シムーン・シヴュラ達は本来の
巫女としてのつとめにすぐに戻ることができるのでしょうか。
 無理に駆り出されたとはいえ、想像を絶する破壊力で
殺戮を繰り返してきた彼女達を、もしかしたら同じ宮国の
人間達でさえ怖れることになるかもしれません。あるいは
「悪魔の使い」として糾弾されることになるかも、、、。

 でもそんな良くない考えも、最後の隊長の言葉で少し和らげ
られたような気がします。それにフロエの持つ前向きさ加減も
こういう時には大切なんじゃないかと思えますね。

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