舞-乙HiME 第25話、第26話
こちらも少し間が開いてしまいましたが、テレビアニメ
「舞-乙HiME」の第25話「蒼天の乙女」、第26話
「Dream☆Wing~夢の在処~」です。
ニナとともにヴィントブルームとガルデローベを手中に
収めたナギ太公と、それに反対するアリカ、マシロ達との
全面的な戦いが始まった。それはかつての破壊的で悲惨な
戦争を彷彿とさせる、オトメ同士の争いをも意味していた。
アリカはここで、「夢」を取り戻すことができるのか、、、。
百合的には、ようやく再会できたナツキとシズルに
注目したい所ですが、ナツキのあの喜び方はあまり
雰囲気がなかったような、、、。直後のシズルのせりふ
「ええんよ」も寂しげだったかも? あの後ナツキを
かばうために、敵からのあの強力な砲撃を背中で
受けようとするシズルの心境はどんなだったのでしょう。
トモエも、シズルお姉様とご一緒できてからは、
安心してしまったのか政治的、権力的な方向に興味が
向いてしまったみたいですね。少し前のエピソードで
ニナに口出ししている姿は、それまでの彼女の
イメージとは少し違っていたような気もします。
それからちょっと惜しかった(?)のは、敵からの
干渉波を断ち切ってマテリアライズするために
アリカとマシロがとった行動。マスターとオトメの
つながりを表すもう一つの見せ場でもあるような
気がするのですが、手をつなぐだけでオッケー
って、、、。もう少し親密さを出してもらっても良かった
ような、なんて思ってしまったり。
全体的に見ると、大詰めだった割には、大きな
盛り上がりが少なめだった感じがします。オトメ達が
どんどん集結してきたことで、アリカ達の気持ちの動きに
集中するのが難しくなってしまったからなのかも
しれません。
敵の親玉であるナギも、オトメ達が攻勢を強めて
くると簡単に後退していってしまいました。アリカ達が
この世界で生きていく理由付けを浮き彫りにする
反対勢力としては若干弱めだったように思えます。
後はやはり、舞-HiMEでもそうだったのですが、
死んだと思っていた人達が実は生きていた、という
仕掛けでしょうか。(トモエの生命力とかは
かなり、、、。)
もちろん、人が生きているのは大切なことですが、
だとしたらなおさら死んだように見せかける演出は
見る側を混乱させてしまうような気もします。
エルスティンやミミの立場も中途半端になってしまい
そうで、、、。ニナとセルゲイの関係も悩ましい
ですね。
ところで、この後舞-乙HiMEのOVAが予定されている
ようですね。ストーリーとしてはテレビシリーズの
後の物語とかなのでしょうか。どういう展開に
なるんでしょうね。
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